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心理的安全性のある職場と、「萎縮」する職場

今日は新入職員の研修があり、自分は「ファシリテーター」としてグループワークの仕切りをしに行きました。
実際のグループワークの前に「偉い人」の講演があった。年寄りの自分にはなかなか含蓄のある、いい話であったが、若者たちには「ぽかーん」とする内容らしかった(顔を見ればわかる)。
そんななか「偉い人」は期待を込めつつ、プレッシャーもかけていた。
表面上は「ざっくばらんに、話しやすい雰囲気を保って。」グループワークをするように、との指示があった。しかし、「偉い人」自らがプレッシャーをかけてしまったのでは、みな「面従腹背」となってしまう。
なんか、そういうのわかんないのかなぁ…
「心理的安全性」の概念が提唱されて久しいが、本当の意味でこのことを理解し、真のコミュニケーションが図られている組織はどれだけあるのだろうか。
「心理的安全性」が整っているかどうか、そのメルクマールは、「忖度」抜きで、「ぶっちゃけ」で、上役にモノを言えるかどうか、なのかな、と自分としては感じている。
上役が「上役」であることを意識させてしまっては、その評価を握られた関係性があらわになるため、結局面従腹背に堕してしまう。
「仕事」という対象に、等しく情熱を傾けられる関係(上役と部下の関係であったとしても)がある方が、「ぶっちゃけ」でモノも言い合えるのだとおもう。
なんとなくつらつら書いてしまったが、このテーマを今後深く掘り下げてみたいと思う。
今日がその初めの兆しとなまたのであれば、いい日にできたと思う。

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