「しばらく何も見たくない」
そう思って、Macbookやスマホから距離を置くことにした。

iphoneのアプリで15分のタイマーをセットし、それまでは何も触らないと決め、部屋を真っ暗にして、仰向けになって横になった。

「何もしないっていいなぁ」
そんな言葉が一言、自分の口から不意に出た。

呼吸はいつもより浅かった。
瞬きするたび目が乾いているのか、小さくバチバチと音がする。
知らない間に目の疲れもあることに気がついた、

何をやるかも大事だけど、何をやらないかも大事。
いろんなものが周りにあるから、ついスマホに手が伸びる。

15分間が1時間くらい長く感じた。
それくらい日々スマホやMacを見ているんだな。
時間の感覚も、どこかおかしくなっていた。

やらないことをやってみるのも大事だし、
やってたことをやめてみるのも気づきがある。

何もやらないのも悪くない。

そんなことを"15分何も触らない時間"をやってみて感じた。