Netflixドラマ『偽りの銃弾』
見始めたらやめられないサスペンス。
夫のジョーを殺した犯人は誰なのか。
真実の解明に動く妻のマヤ。追う警察のサミ。
その妻の周りでは、夫のみならず姉も銃で殺害されていた。二つの殺人に関連性があるのか。
言葉にすれば陳腐なサスペンス紹介にしかならないが、それしか明かせない事情もある。サスペンスならではだ。
主人公のマヤは元軍のヘリコプターパイロット。民間の乗用車を誤射したとネットで拡散されて軍を追いやられた。姉の殺害事件はその従軍中に起き、軍を辞めたら今度は夫が殺害された。残されたのは小さな一人娘と郊外の豪華な一軒家だ。
夫ジョーの家はいわゆるイギリスの富豪。
義理の母親は精神科医。家業は国際的な製薬会社。
金持ちのボンボンとして育った亡くなったジョーの母親は、孫の顔を見せろとしばしば電話してくる。しかしどういう訳か主人公はこの義母に気に入られていないようだ。確かに金持ちの匂いがプンプンする嫌な感じな姑で、見ているこちらも決して好きにはなれない。
イギリスのドラマは、乗る車が右ハンドルだからかアメリカのドラマほどの違和感が無いのが不思議だ。出てくる一般の家もそれほど広くはなく、街はアメリカに比べるとゴミゴミしている。もっとも、意識して使われているようなアジア系の俳優もおらず、異国感は十分だ。私の無知が故に、映像を見てもどこなのか地名が浮かぶこともなく、かえって物語に没頭出来る。
GWも後半だが、全8話の短編だからこれから見ても十分だ。
きっと楽しめる。
おわり
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