憎い敵も、争いなんて望んでない
今から約100年前のクリスマス。
第1次世界大戦の真っ只中で、
その奇跡は起きました。
ドイツ軍とイギリス軍が対立していた戦場で、
ドイツ軍の塹壕から突如、銃撃の音の代わりに
「きよしこの夜」の美しい歌声が流れ出しました。
イギリス兵も「きよしこの夜」を歌い返し、
両軍の兵士たちが丸腰で塹壕の外に出て歩み寄り、
そして手を握り合ったのです。
彼らは昨日まで戦場だった場所で、
ともにクリスマスを祝福し合いました。
両軍の戦死者の遺体を運び、
合同で埋葬式を行いました。
プレゼントとして物資を交換したり、
酒を酌み交わしたり、
サッカーの親善試合をしたり。
この様子を歌にしたのが
SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」です。
ボーカルのFukaseが、軍用の防寒着で、
旗を掲げ、トランシーバーで歌っていたのは、
「クリスマス休戦」を表現していたのです。
昨日までの敵が、その時ばかりは戦友になり、
お互いの痛みや立場を
理解し合い、許し合い、認め合う。
人と人との争いは、
本当に憎しみ合っているわけではなく、
一度冷静になって向き合ってみれば、
そんなに争うものでもないのかもしれません。
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