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要介護1と2の保険外し、見送りを正式決定 ケアプラン有料化も 2027年度の実施を検討=介護保険部会・・・という記事の紹介と、久しぶりの”うらしいお知らせ”を頂きました。

今日も雪かきから始まる1日でした。
最大級の寒波という事で、写真撮るの忘れてましたが、朝は-10℃でした。寒いんだか痛いんだか・・・。

そんな疲れ切った今日でしたが、うれしいお知らせを久しぶりにいただけました。

12月14日の記事で、導入予定の介護ソフトのコリブリさんが手がけたアンケートの内容の紹介でした。
直行直帰の働き方になっているにも関わらず、なぜか事業所に出向かねばならない不自然な現状があり、その多くはICTの活用でなんとかなりそうな感じの内容でした。

当然、僕の立ち上げる事業所も直行直帰が主になりますので、介護ソフトをしっかり活用して無駄な出社をしなくてよい働き方を実現していきたいと考えています。

そして次期介護保険改正の大きな柱だった要介護1と2の総合事業への移行案も正式になくなりましたね。ケアプランの有料化も流れたみたいです。
ただ、記事のタイトルが2027年の実施を検討・・・とありますので、安心はできませんね。

内容を見ていきましょう。

厚生労働省は19日、要介護1と2の高齢者に対する訪問介護、通所介護を市町村が運営する「総合事業」へ移管する構想について、2024年度に控える次の介護保険制度改正で実施しないことを正式に決めた。【Joint編集部】

JOINT

正式に確定しましたね。
業界団体や家族の会の要望が国に届いた形でしょうか。
みんなの声が制度を動かした感じですね、SNS等で介護現場の声もいっぱい上がるようになった影響もあるような気がします。

居宅介護支援のケアマネジメントで利用者負担を新たに徴収し始める構想も、同様に見送ることを正式決定した。

JOINT

ケアプラン有料化も見送りが確定という事ですね。
ケアプランの有料化も様々な議論がある中で、結構早めに判断したな、という印象ですが、見送りという事なので次の次の改正で具体化していく腹積もりなのでしょう。

どちらの構想も、「第10期計画期間の開始(2027年度)までの間に結論を出す」との方針で一致した。2030年、2040年と膨張を続けていく介護費を社会全体でどう支えていくか、という問題意識がベースにある。

JOINT

要介護1と2の総合事業への移行もケアプラン有料化も、次の次の改正でなんとか制度化したい、という事ですよね。今回は見送るけど・・・という感じ。

社会保障費の膨張については、ずっと前から問題にされてきて、ずっと縮小の方向でやってきた中で、どうするかをちゃんと考えないといけない事は理解できますが、日本国民の尊厳や基本的人権が関わる問題ですので、そこの生活が守られているような状況があればいいのですが、現実はそうではありません。

暖房費が払えないから北海道の寒い地域でも暖房を消して過ごしている世帯は結構ありますよ。
食事だって我慢しているケースも多いです。
毎年年金を減らされて生活に困っているんです。そういう高齢者も多いんです。

今回の裁判で札幌地裁の右田晃一裁判長は「ストーブの使用状況から故障はある程度予測が可能で、生活保護の最低生活費から捻出すべき。申請が却下された後、実際に新しいストーブを購入しているため、一時扶助を出すような特別な事情があったとは認められない」

原告の男性は「不当判決だ。新しいストーブは生活費を節約して購入せざるを得なかった。冬の北海道で持病があるなか、2週間分の灯油で約3か月過ごすなど、身体的・精神的な限界を超えて忍耐をする生活を放置する札幌市の処分を容認した。納得できない」など話しました。

UHB 北海道文化放送

15年使ったストーブが壊れて、1万4千円のストーブを買った費用を申請をしていたけど却下されたんですよ。
北海道の札幌です。寒いですよ。ストーブがない生活なんて考えられませんので必要最低限のものです。
僕は生活保護って貯金できないと思ってたんですけど、こういう家具や家電の故障も見越して節約して貯金しておかないといけないみたいです。

『生活保護の最低生活費から捻出すべき・・・』
最低生活費とはいったいどういう意味なんでしょうね。

この日の会合では、どちらの構想にも委員から早期の実施を求める声があがった。一方、介護現場の関係者らは引き続き抵抗していく姿勢を崩していない。「2027年度までに結論」というロードマップが決まり、今後の論争は更に激しさを増すことになりそうだ。

JOINT

いずれにしても、軍事費の拡大による増税もありますし、本当に日々の生活が全国民レベルで苦しくなっていくんですけど・・・。

社会保障費用についても、根本的な解決策って子供が増えて社会保障を支える世代を増やすしかないんですけど、そういう対策ってあまり語られてない気がして、単なる対処療法的な事しかやってないような気がします。

今から準備しておかないといけない事をちゃんと準備して実行しておく事が、これからの世代に残しておかないといけない事なんじゃないのかと思う、そんな介護のニュースでした。

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