【障害福祉報酬改定】利用者の意思に反する異性介助を防止 厚労省、各サービスの運営基準を見直しへ・・・という記事の紹介です。
今日は、サ責2名が札幌で研修なので、その送り迎えを担当して朝から晩まで札幌をうろうろしていました。
さて、研修はまだ終わらないので、ちょっと足腰を休めながら記事を書こうかと思います。
これは以前に話題になってた報道の影響が大きそうですね。
いろいろ意見はあるので参考に。
個人的には、そんなトラブルにならないように事前にご本人の意向やプライバシーや尊厳にかかわるようなケアの対応について、男性でも大丈夫かどうかを丁寧に確認する必要があると思っています。
利用者さんはサービスを利用しないと普通の生活が困難なわけで、だいたいの方が介護職に対して申し訳ないとか、事業所側からの提案を断りにくい立場にありますので、そこも踏まえた上で断りやすい雰囲気を出した上で確認する必要があり、その場合のデメリットについても説明しておく必要があります。
そもそも同性介助なんてのは当たり前の事なんですが、現場の人手不足もあるのでその対応が非常に困難な場面もあるのも事実ですし、現場スタッフの多くは何でも平等に役割分担をしたがるので、同性介助を始めると男性利用者も男性スタッフも少ないので、なんで男性スタッフは入浴介助がすくないのか、という不満も出てくるわけです。
ただ、これは僕の経験上の話ですけど、男性スタッフが毎日入浴介助だったとしても文句が出たことはありません。
そして、だいたい文句をいう女性スタッフはいつも同じか、同じグループのメンバーです。そもそも仕事のチーム内にグループなんて必要ないのですが、そういうの出来てしまうんですよね。
おそらくどの事業所も普通に当たり前に実施している事でしょう。
ただ、本人の意向を踏まえた上での体制づくりとなると、結構シフト組むの大変になるな、とは思いました。
不可能ではないはずです。
どこまで追求するかの問題と思います。
虐待の問題は根深いので、こうしてメスが入るのは良いことと思います。
障がい福祉だけでなく、高齢者介護の現場でもここで指摘されている内容については見直しや振り返りが必要ですね。
我々介護職は、ご本人の真意に出来るだけ沿った対応が出来ることが求められていて、本人の言っている事をそのまま受け止めて対応するだけでは足りないと思いますし、そういう物言えない部分の思いや気持ち、意見を代弁する役割も担っています。
そこが専門的でありプロの腕の見せ所だとは思うのですが、中には言われたまんまの事しか出来なくて察せないのでご本人との関係づくりがうまく出来ない職員も多くいます。
そこって、どんな技術よりも大事な事で鍛錬すべきスキルと思うのですが、なかなか説明もできないし教えるのも難しいんですよね、直感的な気づきからアクションを起こして反応を引き出すので、人によって押し引きの強さやタイミングも変える必要があるので尚更難しいです。
察しろ、としか言えないというか何というか。
まぁ何はともあれ、今後いろいろ方針も具体的になるようなので、示された内容はしっかりやっていきたいですね。
先日、障害福祉サービス(居宅介護と重度訪問介護)の指定申請書類を提出したので、障がい福祉サービスの内容についてもしっかりアンテナを張っておく必要があります。
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