コテンラジオを聞き始めてから、要所要所で”メタ認知”というキーワードが出ていました。
気になってはいたのですが、なんとなく客観的にみる事とか、大きな視野で見る事・・・みたいな認識できいていましたが、きちんとその意味についていつか調べないといかんな・・・と思っていて、今日がその日になりました。
そもそも”メタ”という言葉自体の意味すら正しく知らなかったので、この機会に学べてよかったです。
メタ=高次の、という意味だそうなので、自分自身が何をどう認知しているのかをかなり高い所から俯瞰して更に認知する、というような感じがメタ認知、という事のようです。
かなり冷静に客観的に自分を見下ろせないと難しそうですね。
別のホームページでの紹介でも似たような説明ですが、普通の認知を超越した認知、という言い方の方がなんとなくそれっぽい気もします。
認知をより高い次元から認知すること、というのが分かりやすい説明ですね。
たしかに冷静でないと出来ない事ですね。
思ったよりポピュラーな言葉だったようですが、個人的にはコテンラジオの中でしか聞いてない単語だったのでちょっとびっくり。
人材育成や経営の面で必要な能力として注目されているのがメタ認知、という事ですね。
意味は知らなかったのですが、それなりに人材育成では似たような感覚で取り組めていたような感じがありますが、特にこれからの人材育成が待ったなしで超重要な介護現場の育成ではメタ認知できるかどうかというのは非常に重要なポイントになりそうです。
無知の知は知ってましたし、この自分が何も知らないということを自覚している状態というのは凄く重要で、自分が何をどう認識しているのか本当に理解しているのかどうか、という視点が持てるかどうかが非常に重要です。
これ、単純に知りませんでした、という事じゃなくて、自分が何もかも全て知っているわけではない事を自覚しなさい、という意味だと思っています。
実際、僕自身、このメタ認知という言葉の意味も知りませんでしたし、まだまだ知らない事があるはずですし、既に知っている事でも本当の意味をまだ知らない可能性というか、本当に物事の真の意味を知っているかと言われると自信がありません。たとえば、リンゴひとつとっても、それをリンゴと認識はしていますが、それって人間の認識のレベルでリンゴという認識ができているわけで、もっと違う視点、たとえば地球から見た時、宇宙から見た時、原子レベルの世界から見た時に、そのリンゴは本当に僕らが見ているリンゴと同じ認識になるのだろうか・・・なんて考えたりするわけで、無知の知ってそういう事も含めた事なんだと思います。よくわからんけど。
冷静で分析できて客観的に物事が見れる人、って事かなぁ。
これ、アンガーマネジメントですよね。
訓練すれば出来るようになると思いますが、そもそもアンガーマネジメントが必要だと思ってなかったり、怒りの感情を客観視できない限り出来ない事なので、そもそもメタ認知が出来ていないと難しい事なのかもしれません。
ただ、やはり鍛える事で出来るようになる事なので、こういう事を意識してメタ認知能力を高めていく事で、同時にアンガーマネジメントもうまくできるようになる感じですね。
何も考えないというのは難しそうだったので、瞑想とか興味はあったのですが、いろいろ考えてしまう自分には無理だろうなぁ・・・なんて思っていたのですが、いまこんな事を考えているんだぁ・・・なんて自分の事を傍観する感覚でいい、というこの説明を読むと、瞑想も自分でも出来そうだな、なんて思いました。
たぶん、何も知らないで瞑想してたら記事のように『何も考えたらあかんのに!』って思って焦ってたと思います。
最後に、メタ認知の心理テストが出来るサイトがあったので紹介します。
以下の内容が、僕が実際にテストを受けてみた結果の内容です。
よかったら皆さんも診断してみてくださいませ。
5分くらいで終わりました、簡単な内容でしたよ。
自己客観視
Self-Monitoring
自己評価の低さ
Low Self-Evaluation
自己強化
Self-Reinforcement