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入稿が完了、翼が生える

入稿が完了しました。
入稿が。
入稿……かっこよくないですか?
ちょっと何回か言いたい。
入稿が完了、しました…!

今回、9月10日に大阪文フリに向けての新刊、2冊目のエッセイ集『にじいろの「はなじ」』(以下にじはな)を本にしてもらえるところまで辿り着きました。

書き下ろしを掲載するわけじゃないのに、何にそんな時間かかって、何にそんなに騒いでいるかというと。
今後、自分の本を作ろうと思う方にもお伝えしたく。
今回、全てiPadのみで作成。
PCがなくても、なんとかなる時代にまでなりました。
そして後半、宣伝活動に進みます。

①とにかくnoteをコピペ
縦式というアプリをつかっております。
そこに掲載する文章を貼っていきます。
簡単楽チンなところです。

②縦書きの文章に整える
横書きで文章を書いていると、やたら改行、やたらスペースを入れちゃう。
あと太字とか、びっくりマークを多用。
これが、縦書きに変換した途端、まぁ凄まじい違和感になります。
加筆、修正を加えながら違和感と戦います。

③誤字脱字チェック
ある程度縦書きが整ったら、誤字脱字、接続詞の多用や助詞のチェック開始。
死ぬほど出てきます。
ていうか、正解が分からなくなって、何を書きたかったのかも分からなくなります。
自信喪失の第一ポイントです。
独り言が増えます。
「このカレーにはじゃがいもしか入ってないんか!」(意訳・微妙な煮物など、カレールーを入れることである程度整った味になった気になってしまうが、実際食べたらつまらん素材しか入ってないんか!?という自分に対する怒り)←伝らん。

④見出しや、目次、奥付けなど作って、印刷出来る状態まで整える
少し気持ちが落ち着きます。
「ちゃんと形になってきた」と思うと、胸がドキドキ。

⑤つる・るるる殿に送りつける
え。みんながみんな送りつけたらいけませんぞ。
ワタクシは、ちゃんと校正依頼した上で送りつけてます。
羨ましいと思っておいででしょう、ふふふ。

⑥光の速度で送りつけた校正が戻ってくる
つるちゃん、めちゃくちゃ仕事が早い上、めちゃくちゃ丁寧な校正を届けてくれます。
そこを全て直し、さらに自分でも全部チェックしなおします。
このやりとりが、5回以上繰り返されます。
つまり、つるちゃんは、私の作品を送りつけられるたび、全部に目を通してくれてます。
どえらい作業!!ありがたや…(東京に向かって拝む)

⑦最終チェック
つるちゃんとの校正やりとりが終わったら、さらにもう一度確認作業。
ここで、しっかり味わって読むと、全部直したくなる衝動に駆られたりもします。
なので、自分を強く持つことが大事。
さらに、つるちゃんが「見ないでくださいね?」と夜中に自分の羽を校正の筆にしているところを想像して涙ぐむなど、見守ってくれる方々への想いが炸裂し、情緒が乱れます。

⑧入稿作業
私は、完全セルフ入稿をしています。
揃えたPDFを貼り付けるだけ…貼り付けるだけで入稿完了です。
しかし、言い換えれば貼り付けるだけなのに、うん万円が動く。
入稿したら最後、もう、誤字も脱字も直せません。
作った表紙の色合いも直せません。
安く済ませる分、試し刷りもございません。
一回の入稿で、ドーーーンと現物が届く流れになるゆえ、脇汗は止まらない。

⑨入稿できずに泣く
前回は、表紙のサイズとフォントに泣かされました。
何度チェックし直しても、「サイズを直せ」「使用できないフォントある」
散々試行錯誤を重ね…説明すると長くなるので割愛。
しかし、今回も弾かれました。
原因はわかっているのだが、対処の仕方が分からない。
PDFをどうにかしたいがiPadの限界か…!

⑩羽を持つ人々に助けを求める
前回と違って、私には仲間がいる。
いや、前回もつるちゃんにたくさん助けてもらったけれど、あの時はまだ「こんなことお願いして申し訳なかー!!」という距離感だったのと、主にデジタルな問題だったので1人戦っていたのだけれど、今回はとにかく本文にもデジタルにも強い面々が支えて下さっている。
LINEを送ったら、光の速度で鶫さんから返事。
数回のやりとりだけで、入稿できるデータが仕上がってしまう。
この大空に翼を広げ、飛んでいきたいヨォー!!と地球の広さに涙ぐみながら感激の涙も流す。

⑪入稿完了
表紙の紙や、本文の紙、加工、印刷部数、納入日、最終料金などなど、設定して次のページに進もうとするたびに、みのもんたが現れます。
「ファイナルアンサー?」
「ファ…いやちょっと待って…!」
と、うっかり前のページに戻ったら、住所から全部打ち直しになってもうた…とか、そういうつまらないミスを重ねたりします。
最後にプレビューをチェックします。
ページが飛んでないかなど、しっかり目をサラのようにして眺めます。
この段で誤字など見つけると、盗んだバイクで走り出しそうになるのでお気をつけください。
そして、大詰めの「ファイナルアンサー!?」を迎え、「ファ、ファイナルアンサーー!!」と、注文ボタンを押せば入稿完了です!!

…ええと…どなたかの役に立てれば嬉しいです…(余分な情報しかない)
とにかく、やり切った感…!

いや、これからがスタートやで!!


こんな騒ぎを超えて入稿完了した作品がこちら!
メルヘン表紙にしてみました。
前回のエッセイ集『なけなしのたね』も再販してます。
何…?手に入れてない…だと…!?
セット売りもあるよーーー!!

予約受付中です!9月10日文フリ終えてからの出荷とさせていただきます。
(もちろん下記特典あり!!)

私の元に現物が届くのは9月1日。
大幅に何か間違いがあっても、それを出荷するしかございません。その時はネタにしましょう。

そして9月10日大阪文フリ!
つるちゃんがバリバリ宣伝してくれてます。
私の方からも後追いで宣伝!

ウミネコさんのお隣、わっしょい!!
エルはキュート!と覚えましょう。(byかぼちゃワイン)←昭和過ぎて誰も知らないかもしれない


まず、つるちゃんと共にぬか床エッセイを書いてます。
お値段、なんと100円です!
しかも、KaoRuさんのイラスト表紙付き!
文フリの思い出の1ページに是非…♡


そして、つるちゃん作ってくれたポスター!

つるちゃんの新刊が、11月の東京文フリで出ます!(抽選対象になっているが、行く気満々で備えている私)

その前に、既刊本読んでない方は押さえておくべし!!
ビール飲みたくなるし、もう一回結婚したくなります。←それはダメだ
些細な日常に転がっている笑い、探究心が刺激される文章、かと思えば顔が赤く染まっちゃう惚気話にブボーッと吹き出す味付けが添えられており、なんだか無性に人間が恋しくなるんです。
こう、鼻の下を人差し指で擦りながらね「今日、旦那に第三のビールじゃない本物のやつ買ってやっかなー!」とか言いたくなる(伝われ!)。


さて、つるちゃんの本、私の本、ご購入くださった方には豪華特典!

『ふたりはともだち』のポストカードです!

現物!勿体無くて帯が外せない!
切手貼りにくいと騒ぎになる私たち

鳥の絵がメインじゃないなんて超レアです。
鳥メインの絵が欲しかったー!という方、いつか手に入れるチャンスがあるかもしれません。その時はすでに象が手に入れられなくなってるかもしれませんでぇ!

そして、私の手作りで申し訳ない、まだ制作途中ですが、玉三郎さんの象さんも栞にしております。
こちらは、にじはなの特典とさせていただきます!(手作業のため、大量に作れず!)

また仮の仕上げでやんす

以上2点は、ネット販売でも特典として付けさせて頂きます!

あと、大阪来れない方たちへ、当日配るチラシもここで披露。
KaoRuさんに似顔絵イラスト描いてもらいました!ふふふ…これときぞう言います。

ひと言集。
前回つるちゃんが配っていた手作り栞を参考にさせて頂きました!


さらに、つるちゃんサイドの宣伝をもう一度!
以下、羽を持つ人々です。


KaoRuさんいよいよ日本上陸します!
日本、暑いですよーってもはや100回ぐらい聞かされていると思いますが笑
暑いです!でも、私たちの方がもーーっと熱いです。
ブースが溶け出さないように気をつけましょう!


夏休みと入稿でギャースカ言っている間に、物語がずんどこ進んでしまってた!
この祭りを終えたらゆっくり読みます、光の速さのお助け人!



以上、駆け足でお伝えしました。
また血が騒ぎ出したら、文フリ準備状況お伝えいたします。

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