カッとなって怒鳴りつける前の言葉選びで子どもの行動はグンと伸びるかもしれない話
おはようございます。 毎朝5時の読書からの学びの気づきを発信するコラムです。
最近、小1の子どもがゲームデビューをしました。
YouTubeもゲームも嫌厭していた我が家でしたが、「マイクラをやりたい!」とゲームの世界を隠しきれなかった。お友達との会話もゲームの話についていけなくなったら可哀想なのかなとも思い、ついにゲームデビューです。
我が家では、宿題と公文のプリントが終わったら、ゲームができるスタイルです。時間設定はしていないので、はやく勉強を終わらせてしまえば、残りの時間は全てゲームに費やせます。
(時間設定をすべきなのか否かすごく悩んでいるところ)
共働きなので息子も学童通い、平日は帰宅が6時以降で就寝は9時なので、実質そんなに沢山の時間がありません。限られた時間の中でゲーム時間を捻出すべく、以前はダラダラだったお風呂、ご飯、宿題をパパっとやってくれるようになったので、ゲームも悪くないなと。
ただ、そうそう毎回うまくいくわけでもなくて、ゲームをやりたい息子の気持ちを利用して、ついついやってしまうのが
例えば「苦手な食べ物」を食べない時、例えば昨日はお昼ご飯のラーメン屋さんでラーメンは食べていて餃子を嫌がった。いつも家では餃子は好物だけど、そのラーメン屋の餃子は野菜多めで羽無しで嫌だったらしい。野菜と肉の栄養素を摂ってほしい私は
息子は大泣きしながら、餃子を渋々半分食べた。
夕方、習い事のスイミングに行く息子が靴下を履着たくないと言った。冬で寒くて風邪をひくから履いてほしいと説得したが、嫌がる。
ついに息子が
言い返してきた。
渋々、靴下履いたけど、納得はしてない様子。
そこでハッと気づいた。
息子の行動をコントロールしやすい、ゲームをやりたい心理を悪用して、朝から息子を簡単に操っていたことを、息子も気づいていたのだ。
こんなことを繰り返す親の元では
息子も不条理な条件を使っていいと学ぶだろう。
そんなモヤモヤの中にいた子育て迷子に効いた著書。
私たちは時間や心の余裕がなかったり、他のことで精一杯だと、つい子どもの行動にカッとなって怒鳴りつけたり叱ってしまいますよね。
例えばのんびり屋の子どもに
「早く準備しなさい!ほんとグズなんだから」と怒鳴ったとします。
子どもは親が怒っているので問題行動を一旦辞めます。しかし親が子どもの行動を正すために怒っているのだと思うよりも、「自分はグズでダメな子なんだ」と自信をなくしてしまうらしいのです。
親は行動を正させるために、「どうしたらできるのか」を一緒に考えること。できないことをネチネチ言って自己効力感を下げる親ではなく、問題を一緒に考えていける親になりたいものです。
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