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【知らないと損!】本のレベルを知る

本を選ぶには=自分のレベルを知る!

絵本は好きだけど、絵本選びって難しい〜〜〜!って思うママさん、多いんじゃないでしょうか?日本語の絵本ですら「表紙がかわいい❤️」と思って買ったら中は文字が多すぎて「今の子どものレベルに合ってない〜💦」なんて失敗しちゃうこともありますよね😅(いつか読んでくれることを願ってクローゼットへ…😌)
実は英語の本のレベルは細かくレベル分けされています。そこで、お子さんの英語レベルに合った絵本を知る方法をお伝えしていきたいと思います。

どうやってレベルを測るの?

英語のレベルを判断するための指標というものがあります。日本だと英検やTOEICやTOEFLなど試験を受けて、その点数で実力を測るのがメジャーですが、国際指標はどのくらいのレベルなのかを客観的に認識できるものさしのようなもの。今お子さんがどのくらいのレベルなのかを測ることができると、それに適した本は見つけやすくなります。
国際指標はいくつかあるのでご紹介していきますね。

✅ Lexile指数(レクサイル指数)

アメリカで開発された、英語における「読解力」と「文章の難易度」を表す指標で、TOEFLのスコアから算出されますが英検やTOEICからでも算出できます。指数は0から最高2000Lまであります。

Lexile指数をトド英語に当てはめてみると、Level A-BはBR1〜50L、C-Eは50〜120L、F-Hは100〜150L、I-Lは130〜220L、M-Pは200-300L、Q-Tは250〜330L、U-Xは300〜400L、Y-Zは400〜500Lと設計されています。
LevelA-BについているBRはBeginning Readerで0以下ということを表すマーク!BRの他にもAD(読み聞かせ向き)、HL(大人の学び直し向き)、GN(漫画)などコードがつくこともありますよ。小さなお子さん相手でしたら、ADコードのついた本を探してみるとちょうどいいかもしれません😀 
例えば、世界一有名なはらぺこのあおむしくんはAD460L。意外と高いですよね🐛👀
Lexileは専用Webサーチからレベルに合った本を探すこともできますし、Amazonでは閲覧ページに記載されてることが多いんですよ〜😁ネットだと中身が読めないから、レベルの参考にできて便利ですよね!

✅ AR (エイアール)

アメリカのルネサンス•ラーニング社が開発したレベル指数。日本ではあまり馴染みのない指数ですがアメリカでは定番的に使われている本のレベルを表す指数なんですよ👀  本に書かれている文章の難易度や長さ、使われている単語の難易度、文字数などを総合的に参考にして設定されています。
レベルはKから始まり0.1〜16.9まで、数値が上がるほど難易度が上がります。ARは数字が学年をあらわしています。例えば、AR2.4は、アメリカの小学2年生4ヶ月が平均して読んでいる本のレベルです。

トド英語で当てはめると、Level Fから0.1のレベルの範囲が含まれてきます。Level Mからは1.1となり、アメリカの小学生1年生と同等のレベルへ。Level Zになると2.4までレベルが見込めることになります。

✅ YLレベル (読みやすさレベル)

日本の多読コミュニティSSS英語学習法研究会が独自に定めた日本人にとっての読みやすさレベルで、数値が小さいほど一般的に読みやすいことを表します。一般からの意見も反映させており、主観が多少入ってくるため、同じタイトルの本でも数値に幅があるのが特徴です。なのでアプリ内でしか公開されていないトド英語の本はこの指標でレベル判断をされていませんが、日本で英語を学ぶ上では知っておいて損はない指標なので簡単に説明していきます😀
指数は0.1から9.9まであり、大きくなるほど難易度が高くなります。YL0〜0.9までは幼児への読み聞かせレベル、YL1〜1.9まではストーリー性があり小学生低学年くらいまでが読むレベル感で設定されていルようです。トド英語の絵本もこのあたりが多そうですね!指数の他に、語彙数によってレベル0〜レベル6以上の7段階にレベル分けされます。

欲しい本があった時、そのレベルを知りたいな〜と思ったらSSS英語学習研究会、日本多読学会などで検索するとすぐに出てきますよ!専用Webに行かなくても、書籍名+YLで検索すれば指数が出ることも多いのでお試しください🎵

✅ CEFR(セファール)

ヨーロッパで開発された、英語における言語能力を測る国際基準がCEFRです。習得レベルをA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階で区分されています。
これは英検に当てはめて考えることもでき、英検3級はA1レベル、英検1級はC1相当だと言われています。C2はかなり熟練された方ということがわかりますね・・・!
CEFRは英語4技能のリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングで判断されるため、基準のズレも生じて来ます。あくまでも目安としてお考えくださいね😊

そのCEFRをトド英語に当てはめてみると、デイリーコースのLevel F〜PまでにCEFR A1相当になります。

【CEFR A1】
具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

(出典) ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構

Level Q以降はCEFR A2相当になります。

【CEFR A2】
ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。

(出典) ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構


今回は英語学習における4つの指標を紹介してみました。トド英語はお子さんが自分でどんどん進められる教材なので、デイリーコースですら「今レベルなんだっけ?」という親御さんも多いかもしれません。
でも、少しだけ時間をとって、お子さんの成長レベルを知ってみませんか?「レベルQなのか〜。え?じゃあこのくらいの絵本が読めるかもしれないってこと?すごい!ちょっと今度買ってあげてみようかな」と、お子さんの学習ののびしろを広げてあげることができるかもしれません😁

さぁ、読書の秋、多読の秋、音読の秋!🍂
音読チャレンジは今月28日まで受付中〜〜📕✨
ぜひママやパパもお子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね!


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