見出し画像

ライナー noteS(逆噴射小説大賞投稿作【後編】)

よく来たな。
今頃お前は「CORONA(自前)で乾杯♪ みんな揃っておめでとう!」(古のチャントだ…)してる頃だろう。もしかしたらドリトス(自前)も有るかもしれない…取り敢えず書く者も、読む者も、逆噴射小説大賞お疲れ様だ。

他の参加者も自分の作品の“振り返り““自己評価”という、“己自身と向き合う”をしているようなので便乗して俺もやろう。という寸法第三弾…それは最終章、END OF MEXICOだ。

逆噴射小説大賞 #とは
「続き」が気になるパルプ小説の冒頭部400字だけを書き、投稿する世界三大小説奇祭と呼ばれています(※筆者脳内コンピュータ調べ)。
プロ・アマ入り乱れCORONAを奪い合う…血を血で洗う…祭りに参加した(※参加中) #イベントレポ でもあります。 #秋にやりたいこと が見つからない貴方もこのフィエスタ(祭り)に参加してみませんか?

当初「一作だけ」で書き始めた作品も【前編】【中編】【後編】となるなどブッダですら予想し得なかったのでは無いだろうか?
というわけで【後編】のライナーノーツだ。
こうすることで長期間放置される作品を人の目に触れる機会を増やす、という巧みなマーケティングも兼ねている。

では続きを見ていこう。

◆◆◆

ストーンスワロー・ザ・モンスターペインター(邦題:神絵師!石燕先生)
2018/10/26投稿 自己評価:☆☆☆☆☆

「妖怪処刑人 小泉ハーン」「ハーン・ザ・ラストハンター」「ゲゲゲの鬼太郎」へのオマージュ。
次女が私と寝る前にヘビーローテーションで水木先生の妖怪図鑑を読ませるので、海外の小説の冒頭風にいうなら

ーこの小説を毎晩寝る前に「鬼太郎の妖怪の本を読んで」とねだる次女に捧げる。

だ。内容的に捧げたくないけど。

言うまでもなく石燕は図画百鬼夜行で有名な実在した浮世絵師。
気付いた方も多いと思うが、バディの褐色の少女、南方歩(みなみかたあゆむ)は「南方妖怪チンポ」の末裔だ。女の子が嫌がるルーツや能力、という最低の発想+水木先生が名前と姿を与えたオリジナル妖怪という点でこの要素が決まった。姿と名前で妖怪に存在を与えるがテーマなんで。

◆◆◆

ぱるぷんて!(アニメ版:ぱるぷぶ!※se社に配慮)
2018/10/28投稿 自己評価☆☆☆☆

「けい〇ん!」のパク…オマージュだ。
一度「ガル〇ン」のパク…オマージュ「ゆ、許された」と勘違いした愚か者が懲りずに…やらかしたら、コレも評判が良かった。


分からない人は居ない…と思うけどキャラ解説。
・炉鳩はわわ(ろはとはわわ)
 元ネタ、ロバート・E・ハワード「英雄コナン」の作者。
 唯っぽい。
・匠ラヴ(たくみらぶ)
 元ネタ、ハワード・F・ラブクラフト「クトゥルフの呼び声」作者。
 根暗(未婚)。
・本兌宮雷火(ほんだみやらいか)
 元ネタ、(検閲済)鉄拳が大好き。
 律っちゃんっぽい。
・ボンちゃん&モーちゃん
 元ネタ、(検閲済)忍者大好き。
 ロリ双子、「セリフ」「セリフ」『二人でセリフ』。

◆◆◆

マインドフルネス・マッドネス(邦題:意識たかき者ひくき者)
2018/10/28投稿 自己評価☆☆☆☆

ちょっと前にサービスの終了した(結局運営は1年くらいだった)DMMのゲーム“意識高い系ワード擬人化RPG”「キルドヤ」へのオマージュ+ディストピアもの。
Twitterで意識高い系ツイートを目にして思い付いた。

ただ意識高い系ワードはやたらと文字数を食う&敢えて不自然にしてるのだけど、使い慣れない言葉過ぎて会話が難しい、となかなか大変でした。

「意識高い系」に合致する英単語って無いのですが、マインドフルネスが近いか…ってのと、なんかマーブルマッドネス(旧世紀のゲーム)に似てるなと思い合わせてみた…結構良くない?実際そういう人マッドネスな感じだし?

アグリー!

◆◆◆

僕を、燃やす、小枝。
2018/10/29投稿 自己評価☆☆☆☆☆

危険物取扱者資格・乙と丙は年齢条件が無いので、最近小学生が取得したとニュースで目にしたのでそこから閃いた。

が、当初はこんなシリアスに振った話では無かった。
結果、左(リラックス)ばかり書いてた自作に右(シリアス)が良いアクセントになったと思う。

彼女が発火能力を発動する度に服が燃えて(ちょっとHだ)仕方がないので、僕は彼女の着替え一式をリュックに詰めている、とかそんなのだった。
それが、いつの間にか人を燃やすとかセカイを燃やす話になり、“僕”も狂人になってしまった。

タイトルはお前を燃やす小枝で検索して一番上に出る記事。
リスペクト、ラブ、そしてリスペクト。

◆◆◆

ブラック・ファラオ VS リトル・ブラック・サンボ
2018/10/30投稿 自己評価☆☆☆☆

逆噴射小説大賞の台風の目と呼ばれる「相撲」
正直、書く気は無かった。皆書いてるから埋没するのが怖くて!
でも一度くらいは「乗るしかない、このビッグウェーブに」の気持ちで挑んでみた。

折しもハロウィン、渋谷で暴徒と化した若者が軽トラックをひっくり返していた…そこに「信長 KING OF ZIPANGU」(1992年NHK大河ドラマ)で相撲を取る弥助のビジョンが降りてきた…後は思考のボルダリングだけだ。

・弥助の出自は不明…アフリカ…エジプト…黒いファラオ…這い寄る混沌
・徹底的に黒で行こう…ならばちびくろサンボだ!都市をバターにしよう!
・戦う力士も小さな(書いてないが黒い横綱三宝(サンボ)だ!

9人(頭)の弥助に腕を胸の前で組合わせさせて
「ホンノウジ、フォーエバー!」
とかやりたかったけど文字数の都合で割愛しました。

◆◆◆

邦題:ニンゲンスレイヤー・聖都炎上(原題:“ユースレス”・ザ・ゴブリン)
2018/10/31投稿 自己評価☆☆☆☆☆

もし、竜に刷り込み(インプリンティング)があるなら?
以前書いたラスト・オブ・エルフと同じく「シートン動物記 りすのバナー」的展開。好きだね、私。

あからさまなんだけど、少しでもミスリードした人が居たらいいなぁ…。
ニンジャもゴブリンもスレイする小説は皆さんご存知と思いますが、ある意味最強種の人に復讐する、最強種で有りながら自称“ゴブリン”の竜って良いかな、と。

タイトルは「飛び道具」で始めたこの逆噴射小説大賞を「飛び道具」で終わらせたかったので、誰もが知るあのタイトルのパロディにしました。
いつもとは逆のパターンでね。

◆◆◆

これで全23作のライナーノーツも終わり。
暫くは他の方々の作品を読み耽りながらピックアップ記事や自己分析、当然書いた作品の続編の構想を練り上げていきたいと思います。

『……今宵で以上である。この配信は来年の逆噴射小説大賞時にまた行う。予定だ。今すぐマガジン登録と、"いいね"を』

読んでいただき、本当にありがとうございました!

この記事が参加している募集

推薦図書

自己紹介

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?