見出し画像

生徒先生の授業〜scrambled eggsの作り方〜

今回の生徒先生の授業は小3女子が先生をやってくれました。
スクランブルエッグの授業です。
自分の好きな卵料理はオムレツでゆで卵や目玉焼きは作ったりするけど、スクランブルエッグはあんまりつくることはなかったのでとても楽しみにしていました。

まずはスクランブルエッグの説明を作り方などを話してくれました。
みんな一生懸命メモを取ります。
マキもメモをしながら先生の持っている紙を見るとそこにはびっちりと下調べが!
こんなに下調べして今回の授業に臨んでくれるのかと嬉しくなりました。
素晴らしい先生です!

最初の話が終わり、くじでチーム分け、そして、チームにわかれてみんなでスクランブルエッグを作りました。

私のチームは一人一人、おうちでも作れるように自分たちで材料を混ぜてじぶんで焼きます。
もちろんマキは何も手伝いません!
わからないことがあれば口で説明することはあっても絶対に手を出したりしません。
ただ1年生については混ぜるときに抑えてあげたり、火をつけてあげたりはします。
それ以外は全部自分です。
一年生男子もいましたがちゃんと自分で作り上げていました。
ほんとうちの生徒は素晴らしい!!

わからないことは生徒先生に随時確認。
わたしといえど、今、先生をやっているのはその生徒なので勝手な事やしゃしゃりでたりはしません。
そんなことされたら気分下がりますからね。
先生として自分で考え、行動し、責任を持ってやってもらっています。
生徒先生は質問に応えながら、写真もたくさん撮ってくれました。
ありがたいです!
小3でこんなにもできるんだからきっと大人になった時にはもっとすごい授業ができるんだろうな。

洗い物も分担して行いました。
もちろんお片付けもわたしはしません。
各自、自分のものは自分で行い、届かないものを片付けたりはお手伝いしますけどね。
基本は全部自分です。
きっとわたしはこどもをこどもとしてみていないのだと思います。まだ未熟な人間として接しているので「こどもだからできない」とか「こどもだから危ないからやらせない」というのはないんだよね。
理解が遅く、器用にはできないかも知れないけど、きちんと教え、相手を信用し、やってもらい、上手くいかないならどうやってやれば上手くいくのかを一緒に考え、さらに実践し、成長に繋げる。できないから、危ないからやらせないというのは相手を信用しておらず、成長の妨げにならないので見極めは大事だと思うけど、基本はなんでもやらせちゃうのがわたしの育児法です。
なので、洗い物も料理だって洗濯だって、営業だって、名刺交換だって、チラシ配りだって、交渉だって。
なんだってやらせちゃいます。

話は戻りまして、生徒先生がおうちから「見た目も可愛い方がより美味しくなる!」といってペーパーナプキンも持ってきてくれたのでとても気分よく食べることができました。
マキはパンがあった方がいいかなとパンも持参。
作ったみんなにパンを分けてあげました。
とても美味しいふわとろscrambled eggsができたのでみんな喜んで食べていました。
今度、お家で作りたい!と一年生男子も言っていたのできっと生徒先生も嬉しかったことでしょう。

最後に先生は感想と反省を紙に書き、私たちはお礼のメッセージカードを書きました。
とても素晴らしい授業で小3でここまでできるのは凄いというのが正直な感想です。
やればできるものです!
子どもでもやる気があれば、学校の先生の授業のようにできるんだなと改めて思いました。
ほんと!この企画をやって良かったと思います。
これからもカリキュラムに生徒先生の授業を組み込もうかな。

最後に先生の感想を読み、それに見合った給与を与え授業は終了です。
うちの生徒たちに楽しい授業をありがとうございました。
ここまで資料を集めたりするのは本当に大変だったと思います。お疲れ様でした!


この記事が参加している募集

夏の思い出

宜しければサポートをお願いします! 頂いたサポートは子どもたちを育むためにありがたく使わせていただきます。