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メンバーシップ説明記事


完全招待制プランの方向けメッセージ

「これでに遂にブログを収益化!」とかだったらそれで話は終了なんだけど、そう単純ではない。実を言うとメンバーシップをどう使うかについては、ここ何週間かずっと考えていた。その思考プロセスを共有しないと、この取り組みの目的や自分のコミュニティに対する考えが伝えられないままになってしまうので、ここで説明させてもらいます。

まず、数人の友人から自分の記事を読んだと報告してもらえたことが予想以上に嬉しかったのが発端。そのおかげでnoteを書く目的に「自分の応援したい人に実用的な情報を届けたい」という要素が増えた。こうなると、記事の質が今まで以上に重要になる。

このメンバーシップの導入前は何週間かnoteの更新が止まっているんだけど、それは無料公開できない情報が出てきたのが始まり。あのまま続けたとしても、おそらく最初に考えていたnoteを書く目的の大部分は果たせていただろう。しかし、記事を書いている時にも「あーこれは公に発信できないなあ」と思うことがあって、具体的な話や知っておくべき事実みたいなところを書こうとすればするほどこの問題は大きくなった。#有料記事にはこれを解消する側面もある

こうして、有料の記事を作ることを決意した…がここで矛盾が発生してしまいそうになる。僕には自分の書いた記事を読んで自分の挑戦や活動に活かしてほしいと思う人達(応援している人)がいる。しかし、彼らに読んでもらいたい記事は有料化してアクセスできる人間に制限をかけなければならない内容になる。そうすると結果的に情報というコンテンツを彼らに売りつけることになる訳だ。コンテンツとして買う事を快く思ってくれる人もいるかもしれないが、自分の目的とは違ってくる。

とまあこのような理由から、単純な有料記事の作成や有料マガジンの導入ではなく、新しいシステム(仕組み)を考えなければならないことになる。結論として、有料化したい記事はnoteのメンバーシップという機能を使ってそこの会員のみ閲覧可能にする。会費は有料になるが、これはメンバーで構成されたコミュニティのためだけに使うことにする。これでとりあえず当初あった2つの課題はクリアできる。

というと、簡単そうに聞こえるがみんなから集めた会費の使い道を考えるのは恐ろしく責任感のいることだし、十中八九自分のポケットマネーからもコミュニティのためにお金を出すことになる。つまりコストがえぐいからnoteは収益化しているのに収支マイナス確定ということになる。そもそもコミュニティ運営なんて普通儲からないからやる気はなかった。ただ、これができると思ったのはこのメンバーになる人たちがそもそも自分の応援したい人たちに限定されて、目的が設けることではないから。その人たちに貢献するのは僕にとっての最優先であり、生きがいだからこそこのコストは実はかけた時点で報われる。#命尽き果てる前にやりたいことも絶対コレw

そうはいっても、片方が他方を一方的に支えようとする構図は破綻確定だから、当然僕からメンバーを頼ることもあると想定している。自分個人の挑戦を支援してもらうことがあるかもしれないし、何かを相談することがあるかもしれない。そういう事があった時にも彼らには自分の挑戦をリアルタイムで共有できていた方がいい。こうして応援したい人と応援し合えるコミュニティを作って、全体で成長するというのが今僕が考える理想のシステム。

有料コミュニティを作ろうと思ったきっかけについては以上。メンバーシップに関しては、もう一つ仕掛けがあるのでそれをこれから説明します。

メンバーシップの説明

このメンバーシップには2つのプランを用意している。
①チームプラン(完全招待制)

  • 初期は浅井斗吾が個人的に招待した人のみ加入できる。(将来的に②からの申請を受け入れる可能性もあり)

  • メンバーシップの掲示板の利用

  • メンバーシップの会費(応援プラン含む)を使って協力しながら挑戦したり、誰かの活動を支援したりする。

  • Slackでのメンバー間の交流・支援

②応援プラン(誰でもOK)

  • 浅井斗吾の活動報告記事、限定マガジンの閲覧

  • チームプランの活動報告記事の閲覧

①のプラン加入者は用意されたコミュニティ内で全員が能動的に活動し、支援し合うことでそれぞれが挑戦したり周囲に貢献したりできるようにすることを目的とする。

②のプランは浅井斗吾個人ではなく①のコミュニティまたはそのメンバーを応援している人が活動報告などをリアルタイムに知ることができるようにすることを目的とする。

会費について

当然行動量は資金力に大きく依存する。だからより面白いことをやって貴重な情報・体験を発信するにはどこかで資金を作れるようにしなければならない。そして今の時代、消費者からの売り上げを得たいならばダイレクト課金を狙う必要があり、そのために生産者(この場合は提供者かな)は応援される人材になることが求められる。#ここ西野さんがめっちゃよく話してることなだあ

そうやってコミュニティが応援されやすくすることがこのコミュニティの目標のひとつになってくる。

【応援されやすくする】

  • チームメンバーは少人数で深く信じあえるコミュニティに守られることで挑戦しやすくなる

  • メンバー間の協力によって一人でやるよりも大きなことができる

  • 組織的にまとまった資金を動かせる

  • チームメンバーそれぞれがファンを増やせば増やすほどコミュニティの資金力が増す

【応援しやすくする】

  • 応援メンバーは以上のシステムによって応援している人がより活躍している場面が見られる

  • 会費が支援として効率的かつ計画的に使われる

メンバーシップのねらい

ダイレクト課金と言いつつも、会費が個人ではなくコミュニティ全体に使われるようにしているのには理由がある。それは多様性を実現させるためだ。同じように行動を起こしている人でも「狙いの市場が盛り上がっている人」ー「狙いの市場が未成熟な人」、「活動が時代にマッチしている人」ー「価値はあるけど時代にマッチしない人」、「挑戦が成功した人」ー「挑戦が失敗した人」みたいに色んなステージを経験する可能性がある。

この左右位置にある状態同士の移動というのはかなり運によるところが大きくて、体力が尽きる(生活費がなくなる)とどんなに価値がある行動をしていても諦めざるを得なくなる。ここで、多様性について考えたい。例えば研究職は純粋に知識欲を原動力に動いていて、成果が何につながるか分からないから資金が行き渡りにくいみたいなことが起ったりする。でもそういう研究者の何の役に立つのかもわかっていない研究テーマの成果がやがて多くの人の命を救う場合もある。

要はその時順調な人に集まる資産は、その時価値ある行動をしているけれど資産が集まりにくくなっている場所にも分配すれば多様性が実現できるんじゃないの?っていう仮説を検証するのがこのメンバーシップの構造を作った理由だ。

長々と書き連ねておりますが、正直とっても浅はかかもしれません。しかし、こうやってプラットフォームを用意してくださっているnoteという企業さまがいらっしゃって、周りに信用できてかつ応援したい人がいる環境を自分が持っているからこそ挑戦すべきことだと思うので、全力で当たって砕けようと思います!

応援よろしくお願いします!!

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