カーン。ゴングが鳴った。相手がリズミカルに前足を踏み、前蹴りを放ってくる。あたる距離ではない。そもそもリーチでは圧倒的にこちらが上だ。しかし生まれて初めての試合という緊張感からか、うまく体が動かない。妙に会場の暑さを感じるような気もするが、もちろん冷房は効いている。 残暑が厳しい日曜日。観客はまばらだ。そりゃまあそうだ、アマチュアのへったくそなキックボクシングの試合なんて、よっぽど親しい人が出場でもしていなければ、誰が好き好んで見に来るもんか。 クラスはウェルター
神田、といっても場所的にはほぼ秋葉原に、神田川にかかる「神田ふれあい橋」という微妙な名前の橋がある。なにが「ふれあい」なのかはよく分からない。両側が階段になっていて歩行者専用だからかもしれない。 その橋をわたると、柳森神社という小さな社がある。まわりはビルだらけなので、いかにも「鎮守の森」のように見える。実際には木が数本生えているだけだけど、とにかくそんな雰囲気が醸しだされていて、都会のオアシス的なかんじだ。 この柳森神社は、1458年に太田道灌が江戸城の守りのため
これ、果たしてうまく機能するかなあ。発表したい人たちだけが集まってお互いで見せ会うだけになりそうな予感もする。マスに向けて発信できるかどうかがキモだろうな。