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【誰も言わないけど】「思考は現実化する」のナポレオン・ヒルが唱えたメンタル調整法がすごい!|イメトレ教本として読む

 ナポレオンヒルは今や自己啓発の古典です 20世紀にはじまった自己啓発的考え方の原点であり 元祖です。ナポレオンヒルは自己啓発的な考え方についてほぼすべてを語っており今ある自己啓発書に書かれていることは、
彼が一度はどこかで語っていることだ、と言っても過言ではありません。

そんなナポレオンヒルですが私たちは彼の説く心構えや行動法に目が行きがちとなります。
ただ、結構神秘的なことも語っており、イメージングの重要性も触れており そのあたりはあまり紹介はされていません。

そんな神秘的なモノの中から今回はひとつご紹介します

「 あなたの心の城に精神的な城壁を持て 」

ヒルは3重構造の城壁で 心を守ろうと説いています
よく 人との間に壁を作るなと言われますが
むしろ壁を自ら積極的に作って管理しようと言ってるのです

「 私が精神的な城壁と言っているのは否定的な意味ではない。
ある特定の場所に引きさがってその中でもった完全に自分自身になれるというそんな場所のことを言っているのである  」

一番目の壁は ちゃんとした理由があって私に近づくんならみんな超えていいよというもの。でも理由もなくどうでもいい感じで近づく人にはいちいち対応しないと言います 
2番目の壁は 共に何かをするための仲間 グループの人たちです この壁はかなり親しい人にだけ超えることを許すわけです

こうすることで自分の人間関係を見直し整理することができます
誰に対しても同じようにいい人でいる必要なんかないんだということでもあります

そして3番目の壁は誰も通しません

「 本丸がもっとも大事である。そこはもっとも奥深い思考ができる場所であり、外部環境に乱されないで思考に浸ることのできる場所である。そこは問題の本質を発見し、解決法を見出す格好の場所である。しかし多くの人は自分の本丸のありかを知らないでいる。

最初のうちはあなたは物理的に世間から逃避して静かな部屋にこもるか、遠いところへ行くことが必要かもしれない。・・・思考を中断させる物理的な条件から逃れるためである   」

「 しかし何度か自分の本丸へ逃避を繰り返しているうちに周囲の物理的条件は気にならくなる。そうなると周りががやがやしても集中できるようになる。成功者の原因となった力はそれで説明がつく。

それは素晴らしい気力回復法であり、脳力と自信と信念に新しい生命力を吹き込む重要な技術でもある 」

いまどきの言葉で言えば心がデフォルトに戻れる場所 ニュートラルになれる場所 本当にあなたになれる場所を心の中にイメージしようということですね

この状態こそ自律訓練法でマスターする自律性状態と言えます
そして自律性状態もマスターするとがやがやしたところで、1分以内に入ることができるようになります。
実際にはナポレオンヒルのいうところは瞑想の一種と思いますが、自律性状態が一番ぴったりだと思います。

いずれにしてもメンタル調整の方法として驚くほど効果があります
誰に対しても態度を変えることなく全力で善意で関わる必要はなく
時にはあらゆる他者から離れて自分を取り戻すこと
そうやって生きることではじめて心の安定を得て
目標達成に迎えるのだということ
ナポレオン・ヒルはこう考えているのです

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