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私の癌はエクソン20挿入変異

私の癌は、エクソン20挿入変異
日本では承認された治療薬がまだない臨床試験がいくつか進行中。と、医師に説明を受けてますが、相手の事を知らないと、何も対策する事が出来ません。

折角の機会なので、エクソン20挿入変異について調べてみました。医薬の素人の書く事なので、内容については責任持てませんが。

ちなみに私は、肺がんステージ4でございます!

エクソン20挿入変異をイメージして
Microsoft Bing Image Creatorに作成してもらいましたw

エクソン20挿入変異のレア度

EGFR変異のなかでは約10%,非小細胞肺が ん(NSCLC)全体では 1 ∼ 2 %である。 また非喫煙者、女性、 東アジア人に多い。

tachiyomi_J0081_1902_0065-0073.pdf(サンプルより)

なるほど、肺癌患者からみても、レア度はかなり高いですね。癌の原因発見や薬の開発が遅いのには納得。

製薬メーカーにしてみれば、レア度高い患者用に、開発頑張っても投資効果無さそうですし。そう言えば、そんな理由もあって、で私の参加していた治験が中止になってましたねw


そもそもエクソンて何者?

EGFR(表皮成長因子受容体)遺伝子は、27,005塩基対から構成されています。この遺伝子は、27個のエクソン(コード領域)と26個のイントロン(非コード領域)から構成されています。EGFR遺伝子の中で20番目に位置するエクソンの事。

エクソンとは、遺伝子内のDNA配列のうち、タンパク質のアミノ酸配列に直接変換される部分を指します。 つまり、エクソンは遺伝子から転写されたRNA分子から、タンパク質のアミノ酸配列に直接変換される部分です。

ChatGPTに聞いてみました。

よく分かりません
遺伝子を構成しているエクソンは27個あって、その20番目らしいですね。そもそも遺伝子も知らないので、この場合のDNA・RNAについて調べてみました。

遺伝情報はDNAからRNA、タンパク質へと伝達されていきます。DNAの情報がRNAに引き継がれることを「転写」、RNAの情報からタンパク質が合成されることを「翻訳」といい、このタンパク質合成の一連のながれは「セントラルドグマ」とよばれます。

ジーンクエスト[DNAとRNAの違い」より

おお、「セントラルドグマ」懐かしい言葉が出てきました。ヱヴァンゲリヲンを思い出しました。折角なので、映画版で見直そうと思います。

ヱヴァンゲリヲン
セントラルドグマ

それはともかく、DNAの遺伝子情報をコピーしてRNA、そしてタンパク質が出来るようです。エクソンはコピー対象という事かな。

こんな感じらしいです・・・

で、何を挿入してるの?

通常のEGFR遺伝子では存在しない追加のアミノ酸が挿入された変異です。

20塩基から100塩基まで長さの挿入があるとされています。通常とは異なるアミノ酸配列が形成されるため、タンパク質の構造や機能に影響を与えることが考えられます。

EGFRタンパク質の活性化を促進することで、細胞増殖や減量に必要なシグナル伝達を増強する可能性があります。この変異は、非小細胞肺がんなどの悪性腫瘍において頻繁に見られ、治療抵抗性の原因の一つとして注目されています。

ChatGPTに聞いてみました。

遺伝子情報コピーで、タンパク質に余計なアミノ酸が挿入されてしまう変異らしいです。この挿入変異に伴い、余計な活動を増強したり、通常より長いので抵抗力も付いてるようです。「関係ないのも一緒にコピーしちゃいましたぁ。あ、やべ、取り忘れたー!」という感じか。

コピー中

治療方法は分子標的薬のみ

今のところ、治療方法は分子標的薬だけだそうです。日本では承認薬は無いので、臨床試験に参加するしか治療が出来ません。

抗がん剤という選択肢も有りますが、抗がん剤に癌を治す機能は無く、増殖を抑える程度らしい。とは言うものの、私の場合はとても良く効果を発揮して、以前とほぼ同じくらいの生活レベルには復帰させて貰いましたが。

治験中の分子標的薬例

現在(2023/4)、日本で治験中の分子標的薬は下記でした。
アミバンタマブ
モボセルチニブ
ポジオチニブ(開発中止)
検索すると他にも有るようですが、治験募集しそうなものは上記らしいです。3番目は私も参加して治験も開発も中止w 次は1番目か、2番目だと思います。マッチするといいなぁ

分子標的薬をイメージして
Microsoft Bing Image Creatorに作成してもらいましたw

エクソン20挿入変異の放射線治療について

そんな奴ですが、分子標的薬しか選択肢がないという事も疑問なので調べました。というかChatGPTに聞いてみました。まずは放射線治療についてです。

一般的に、放射線治療は、がん細胞のDNAを損傷し、細胞死を誘発するため、がん細胞の増殖を抑制する効果があります。しかし、EGFRエクソン20挿入変異は、がん細胞の増殖や体重に転送するシグナル伝達経路を総合的に活性化するため、放射線治療の効果が低下する可能性があります。

ChatGPTに聞いてみました。

エクソン20挿入変異の場合、放射線が癌細胞を活性化させる可能性が有るみたいです。

放射線治療をイメージして
Microsoft Bing Image Creatorに作成してもらいましたw

エクソン20挿入変異の免疫チェックポイント阻害薬について

次に免疫チェックポイント阻害薬についてです。ところで免疫チェックポイント阻害薬って何だろう。

免疫チェックポイント阻害薬とは、がん細胞による免疫攻撃を逃れるために使われる免疫チェックポイントと呼ばれる分子をブロックすることによって、免疫系の阻害を解除し、がん細胞を攻撃する免疫反応を活性化させる薬剤です。

一般的に、がん細胞は、T細胞などの免疫細胞が攻撃を行うときに、免疫チェックポイントと呼ばれる分子を使って自身を保護することができます。で、この防御メカニズムを無効化することができます。

ChatGPTに聞いてみました。

そうなんだね。がん細胞はそんな防御機能を備えているんだ。で、薬でその機能を妨害して、逆に攻撃する機能を活性化するんだね。

それで、エクソン20挿入変異に対してはどうなのかな?

免疫チェックポイント阻害薬は、がん細胞から発現されるPD-L1というタンパク質と、免疫細胞表面のPD-1という受容体の相互作用を阻害することにより、がん細胞に対する免疫応答を増強する作用。しかし、EGFRエクソン20挿入変異は、細胞の増殖や肥満に向かうがんのシグナル伝達を遷移に活性化するため、免疫チェックポイント阻害薬の効果が低下する可能性があります。

ChatGPTに聞いてみました。

ChatGPTの国語が変で良く分かりません・・・。先の文章を参考にしてまとめると「エクソン20挿入変異だと、余計なアミノ酸追加で、免疫チェックポイントが強化(活性化?)され、阻害薬の効果が低下する可能性が有る。」と解釈しましたが、良く分かりません。研究が進んで無く、効果不明と理解しておきます。

免疫チェックポイント阻害薬をイメージして
Microsoft Bing Image Creatorに作成してもらいましたw

最後に

放射線治療、免疫チェックポイント阻害薬ともに、まだまだ研究途上のようです。分子標的薬の方が、開発が進んでいるという状況が理解出来ました。

なお、ChatGPT嘘も言いますので、この内容を鵜呑みせず、知りたい事は、自ら調べる事をお勧めいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!!

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