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「好き」を味方にするということ

みなさん、こんにちは!ふくだです。

"好きこそ物の上手なれ"ってよく言いますよね。特にクリエイターだとそのような言葉を言われたりすることも多いのではないでしょうか。「好きこそ物の上手なれ」とは「本当に好きなことには夢中になって打ち込むため、上達がはやい」という意味。

今日は「好き」について記事を書いていきたいと思います。

1.「好き」のハードルを下げてみる

みなさんの趣味はなんですか?
こう聞かれて、「趣味は…ないなぁ」と思う方もいますよね。
趣味っていうと「詳しくないし…」であったり「習慣になっていない」ことから「趣味とは言えない」と自分で判断しちゃうことも。

では、好きなもの・ことは何ですか?

これならば習慣でなくても良いですよね。
だって「好き」という感情があるかどうかですし。
それぞれ「好き」だと判断するハードルがあると思うのですが、
私の中の「好きのハードル」はめちゃくちゃ低いです。

私の好きを見てみましょう。(誰が興味あんねん!って?聞こえません)

【好きなこと・もの】
ライブ、舞台観劇、紙、紙雑貨、印刷、蚤の市、GLAY、東方神起、MARVEL(一番はスパイダーマン)、クリストファー・ノーラン監督作品、ファンタジー映画(ハリーポッター、ホビット等)、虫の標本、博物画、図鑑、ヒグチユウコさん、石黒亜矢子さん、催事、物産展、食養生、陶芸、刺繍、革製品、くつ下、生花、ドライフラワー、ガラス、万華鏡、読書(特に恩田陸さん)、雑誌SAVVY、Uglydoll、ガチャガチャ

【好きなお店・ブランド】
MARcourt 、mizuiro ind、chumeq、salon de Avon、Camper、Dr. Martens

【好きな場所】
水族館、博物館、美術館、図書館、画材・文房具店、本屋、化粧品売り場、靴売り場、おにぎり屋、パン屋、瀬戸内海、島、風通しの良いところ、ジャンボフェリーのデッキ、連絡橋、商店街

【食べ物】
マカロン、サブレ、チョコ、海老、カツオのたたき、明太子、茹で蝦蛄(たまご入り)、寿司、生ハム、タン塩、スパイスカレー、讃岐うどん、ラーメン、香りのある野菜、ぶどう、いちご、フライドポテト、ハンバーガー、ポテトチップス(特にのり塩)、キノコ、煮卵、温泉卵、お茶、豆腐、ご飯のお供全般、メロンソーダ、アイスクリン、おにぎり、明太フランス、ドトールのミラノサンドA、缶詰、ラムネ菓子、グミ

ハードルが低すぎて書き切れなさそうなのでこの辺でやめておきます(笑
上記は「知識もなんもないけどなんか好き」から「マニアです」というレベルまで様々。

もしも、「好きなものがなかなか見つからない」と思っている人は"好き"のハードルが高いのかもしれません。"好き"には色々あって、「なんだか分からんけど心地いい」とかそういうのも含めて良いと思います。

ちなみに、新しい"好き"に出会うためには行動ですね。
行ったことない町に行ってみる、気になっていたお店に行ってみる、気になったことを調べてみる、会話の中で得た情報を調べてみる、実際に見て、食べて、感じて、触ってみる。


2."好き"のおかげで起こること

"好き"のハードルが低いと多くの"好き"が生まれます。

1つの"好き"から「もっと知りたい」であったり、違うものへの"好き"や興味に広がります。

そうすると、さらにどんどん好きなものが増えていく…。

「〇〇が好き!」とSNSなどや実際の会話の中で発言したとします。

そうすると、同じく好きな人が集まってきたり、「今度〇〇専門店行ってみようよ!」などお誘いがあったりします。または、「〇〇が好きならデザインお願いしようかな」なんて言われることも。

"好き"には共通の好きを持った人が集まってくる。ということはさらに自分の交友関係や行動範囲が広がる可能性があります。

デザイナーにとって「好奇心旺盛でいること」って大切なことだと思います。
ただ、「なんでも興味を持って!」と言われても、正直「なんでも」は持てないですよね。「好奇心旺盛でいること」に義務感が発生する気がする。

けれど、少しでも"好き"という気持ちがあれば義務感ではなくて自然と情報を収集したり、行動範囲が広がったりすると思うんです。ストレスなく。

デザイナーという仕事にそれがどういきてるかというと…

"好き"が多いとそれだけインプットが多いです。「インプットを増やす」のも一つデザイン力をあげるための一つの要素ですが私自身、それが苦じゃない理由は"好きなものが多い"、"調べることが好き"、"新しいものも好き"だからです。

私は新しいお店や商業施設がオープンしたら必ず見にいきます。ミーハーなんですね私。キャッキャしながらも、まじめに、そこにどんなブランドが入っていて、お店の雰囲気はどうか、そのブランドの強みは何か、デザインはどんなものか…というのもしっかり観察します。

物産展や催事も大好きです。美味しいものを食べることが大好きなので絶対に足を運ぶんですが、その際にパッケージデザインやショップツールなど、気になったものについては観察・収集しています。

洋服も靴も好きなのでよく商業施設をウロウロしながら観察していくと「今年の流行りのカタチ、色はこんななのねー」なんて見えてくるものがありますし「こういうコンセプトのお店面白い!」と勉強になったりします。

例えばチョコレートお店のツールデザインの依頼があったとして、チョコレートが好きだとそれまでいろいろなパッケージやツールを見ているので他の店舗はどんなものか、似たコンセプトやイメージを持ったお店はどこか…それとは逆の発想をしてみたらどうか…など引き出しが多くなります。
例え、チョコレートでなくても食品のパッケージを色々みてると自分の中で蓄積されていきますからそれを活かすことができます。

ちなみに、気になったお店や行って見たいお店はリストにしていて、オススメのお店を知りたい!という方がいたときにすぐに情報を出せるようにしています。(デザインとは関係ないんだけど笑)

あと、好きなことが多いとそれがご褒美になるので、例えばこの仕事が終わったらライブだー!とかあのケーキ食べるぞー!とかご褒美を設定できるんですね。
仕事が終わったら…という先の予定を決めとくとそこに向かって頑張れます。


3.「好きなこと」は「できること」?

私の仕事はブランディングとデザインです。
上記の「好きなこと」には書いてませんが、デザインもブランディングも好きです。「好きなこと」を仕事にできたタイプですね。

しかも、ありがたいことにリストにある好きなことに関われるお仕事もあります。「好きなこと」と仕事に少しでも共通点があるとそれだけでモチベーションも上がります。

「好きなこと」を仕事にできたタイプというのは
「好きなこと」と「できること」が部分or全部一致しているタイプだと思います。

自分の仕事の幅を広げるために「自分が好きなこと」を取り入れるのは一つの手です。

・好きなこと
・やりたいこと
・できること


この3つの重なりがあると「好きなこと」を仕事にできます。
「できること」がどんな仕事でも大事です。
好きだけど、やりたいけど…できない!ってことは多くあると思います。

その、「できない」を「できる」にするためにはインプットとアプトプット、技術習得や経験の積み方が必要です。適切な努力の仕方。

しかし、どうしても向いてないことはある…
好きなこと・やりたいこと・できること(向き不向き)は別ものとして考えた方が良いです。

「好きなこと」「やりたいこと」ではないけど「できること」を仕事にしている方も多くいます。

「好き」だけじゃ仕事はできないので「できること」にちゃんと目を向けてみましょう。お金がないと「好きなこと」ができない…なんてことも、ざらにありますし。

・好きなことをするために、できる仕事をする。
・好きなことを仕事にするために、今、できる仕事をする。
・好きな仕事をしながら好きなこともする。

あなたはどのタイプですか?

ちょっと話はそれますが、第三者からの「あなたって〇〇が得意よね、〇〇がすごいよね」など自分では得意と思ってもないor好きでもないことが評価されることってあると思います。
それは素直に受け取ってみてください。
第三者から言われる言葉は自分の要素の一つとして強み・個性かもしれないので。(自分じゃそれが当たり前すぎて強みや個性と思ってないことなぁい?)

もしも、「自分の得意なこと・できること」が「好きなこと」だった。そしてそれはビジネスとしても活かせそう!ライフワークになりそう!な場合、その「好き」はあなたにとって、最強の武器になると思います。


4.「好き」は健康のバロメーター

これは私の経験なのですが、たくさんある「好きなこと」に全く目がいかなくなった時があります。それは独立前の会社員時代。毎日の仕事に追われ、日々終電で帰る。休みの日も気が休まらない…それが続いてふと気づくと「好きなこと」に心が動かなくなっていました。

もしも、これを読んでいる方の中に「好きなこと」に心が動かない…ときめかないという方…だいぶ心と身体が疲れてる可能性ありです。

私にとって"好き"は健康のバロメーターです。
身体も心も元気な時はイベントなどバンバン手帳に予定を書き込んでいきますし調べ物をしたり実際に行動や体験することも積極的にしていきます。
行動することってエネルギーがいるので、心と身体が疲れている場合、まずは睡眠をよくとるとか栄養があるものを食べるとかそちらを大事にしてみてください。
するとムクムクっと「好きなこと」や「やりたいこと」が息を吹き返します。


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ここまで読んでくださりありがとうございました!

"好き"だという気持ちにはプラスのエネルギーがあります。

別に好きなことを仕事にする必要はないですし、"好き"は、1つでも2つでも、もっと多くてもいいです。数は関係なく、好きなこと=楽しいことがあることはいいですよね。

例えば昔好きだったことをふと思い出してみるものいいかもしれません。
その「好きだったこと」がこれからも「好きなこと」になるかもしれませんよ。

うまく"好き"を味方につけて楽しみながら生活していきたい。
私の場合は仕事にも活かせたら、よりHAPPYだなと思っています。

記事を読んで、私もそうだよー!という方もいれば
好きなことが見つからない方、好きなことを仕事にするかどうか迷っている方もいると思います。そんな方にとってちょっとしたヒントになれば幸いです。








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