老いらくの恋 第11話
古墳に恋しています。
第1は 熊本県山鹿市にあるちぶさん古墳。
形の良い丸い岡が並んで乳房のようです。
節子とここを訪れた時は、玄室まではいることが出来ました。(現在非公開)
同じ山鹿市に熊本県立装飾博物館があります。
実は二本いある装飾古墳の訳6割が九州にあります。
博物館には実物大のレプリカが展示されていて一見の価値があります。
近くに博物館があり、実物大の玄室があって、入ることが出来ます。
武寧王は 百済の第25代の王(在位:502年 - 523年)。
疲弊した百済を再興した、名君と韓国の人には慕われています。
武寧王の生誕の地は、佐賀県唐津市加唐島(かからしま)という言い伝えがあります。
第2葉 古墳の大きさについて
日本の古墳の大きさベスト4は
1.大仙陵墓古墳 伝仁徳天皇 長さ486m 大阪堺市
2.誉田御廟山古墳 伝応じん天皇 長さ420m 大阪羽曳野市
3.みさんざい古墳 伝履中天皇 長さ365m 大阪堺市
4.造山(つくりやま)古墳 被葬者不明 長さ360m 岡山市
注目は造山古墳 同道第4位の規模です。
被葬者不明で、誰でも勝手に墳丘に登る事が出来ます。
ここも節子と一緒に行きました。
吉備地方は大和に負けない勢力に一族がいたんですね。
どんな人々だったんでしょう。
ところで、規模で言うと、天智天皇が最大だと私土岐は思っています。
天智天皇陵は京都市山科区にあり、正8角形です。
全体が緑に覆われているが写真の緑の部分を御陵とみなせば、参道(約400m)含めれば縦800m横400mほどになる。
この参道を歩いた事があるが、人一人おらず、厳粛な雰囲気でした。
古代大和のヒーローといえば、天智天皇と天智天皇の弟の天武天皇、そして天智の娘で天武の后の持統天皇ですね。
天武天皇陵は持統天皇と合葬です。
直径50mの円墳あるいは8角形墳で、他の天皇と比べて格段に小さい
場所は明日香村です。
天武天皇は古代日本の最大の内乱「壬申の乱」に勝利し、天皇に即位し、「日本書紀」編纂の詔を出しました。古代日本の最大のヒーローでしょう。その最大のヒーローのお墓がこんなに小さいのにびっくりします。
変わった古墳も紹介しましょう。
下の写真は 蛇塚古墳
京都の蛇塚古墳 京都市太秦に有ります。広隆寺のすぐ側です。
閑静な住宅街にあり、不思議な雰囲気です。
被葬者は秦氏一族でしょう。
宮崎県西都しには西都原(さいとばる)古墳群があります。
次回老いらくの恋で取り上げます。
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