♯028 本人との同居が限界。グループホームの入所を検討しているが…

精神疾患をもつ本人との同居について、「家族ではもう支えきれない」と、限界を感じている家族もいらっしゃると思います。

実際のところ、本人から家族への暴言や暴力、金銭の無心などがあるケースでは、親子関係が病気を悪化させる一因となっている場合も多く、【親子が物理的・心理的に距離をおいたほうがいい】と思うこともしばしばです。

そこまで親子関係がこじれたときには、「話し合って今後のことを決める」ことはなかなか難しく、本人と物理的・心理的に距離をおくために、実態に即した覚悟・決断・行動が必要となります。

とはいえ、本人が自立の難しい状態にあることから、家族がとれる選択肢が限られていることも事実です。

●親がマンションやアパートを用意し、本人を住まわせる
→本人が「親が支援してくれるなら、一人暮らしをしたい」と言及しているケースは多いため、別居は比較的スムースにできます。しかし、本人の自立をサポートしてくれる第三者がいなければ、
・病状の悪化
・自宅から場所が変わっただけで、マンションの部屋がゴミ屋敷化した
・孤絶が長期化していくうちに近隣トラブルを起こすようになった
・親への経済的依存が高まってしまった

など、かえって悪い方向にいってしまうこともしばしばです。

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(株)トキワ精神保健事務所

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トキワレポート(メンタルヘルスと家族の問題)

メンタルヘルスにまつわる、家族・親子の問題についての記事です。精神疾患や長期ひきこもりを一因とした問題行動に、家族としてどう対応すればよいのか。うまくいかない親子関係にどう向き合えばよいのかなど、弊社の経験から分かることをお伝えします。
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