あっというまに過ぎ去って
ここにはなんにも残らない

なのにあんなに苦しくて
変えよう変えようと　もがいた

あれって何だったのかなあ
あれって何だったのかなあ

ねぇ父さん　ぼくはあなたに
腹が立って仕方なかったんだ

ぼくよりどうしようもなくて
なのに偉そうなところとか

似てるってのがイヤなんだよ　
似てるってのがイヤなんだよ


いま幸せ？　といつも聴く
そう言うきみは幸せですか

聞けなかった　なんかいつも
まじめな話できなかった

いっしょに笑っていたかったから
いっしょに笑っていたかったから

必要な言葉　渡せる人は
そのきもち　分かる人

自分の内から湧き出るものと
ずっと向き合い戦ってきた

きみとぼくは戦友なのに
きみとぼくは戦友なのに

きみを失った世界で　ぼくは
きみなしで　笑ってる

あなたの消えた世界で　ぼくは
美しいものを観る

ときどき