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映画『御法度』から学ぶライフ・コーチング ~人は思い込んだ情報を探す~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『御法度』を観ました。
考えさせられました・・・「思い込み」について。

おはようございます。
とこま(tokoma)です。


ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点での映画『御法度』からの気づきを書かせていただきます。

この映画からの僕の気づきは

人は自分が思い込んだ情報を探そうする

ということです。


お話しはこんな感じです。

厳しい戒律によって結束を固めてきた新撰組に、ある日妖しい美貌の少年(松田龍平)が入隊したことから起こる隊士たちの騒動を描いた時代絵巻。匂い立つような男の殺気と色気、愛と闘いをドラマティックに美しく描きあげる。
(「映画.com」より引用 https://eiga.com/movie/12617/  )


土方歳三演じるビートたけしが、人の言動や起きた出来事などを通して推察するシーンがあります。

これらのシーンから僕が感じたことは

人間は自分が見聞きして感じたことを内側の現実として作り上げる。そして、その内側の現実に外側の現実を合わせるような行動や思考をしてしまうということです。

自分の内側のリアリティと外側のリアリティが一致していないと、「不快」を感じます。その不快を解消するために、内か外のどちらかの現実を変えてしまいます。これを「認知的不協和」といいます。

僕たちは、何かの情報を探すとき、真実や事実を追い求めているつもりでも、実際には自分がすでに信じていること(思い込んでいること)を証明するために情報を探していることが往々にあります。

その結果、新たなチャンスやヒント、良いアイデアなどを見つけにくくさせているのです。

このように人間は見ようとするものしか見ません。しかも、気をつけなければならないのは、その行動が無意識だということです。

どうやら人間の脳はそのようにできているようです。


ネタバレになるかもしれないので、詳しくは書きません。映画のなかで土方歳三の思い込みによって・・・と思うところがありましたので、書かせていただきました。


この映画は抽象度の高い映画だなあとも思いました。ですので、観る人によって解釈も様々かと思います。ご興味のある方はご覧くださいませ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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