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手帳を始めてからの3年間を振り返る

はじめに

2023年も終わりに近づいてきたところで、手帳を始めてからの3年間を振り返ってみたいと思います。

注意としては、使ってきた全ての手帳やノートをご紹介するわけではない、ということです。ご了承くださいませ。

自分にとって、手帳がどんな存在であったか。どんな手帳をどんな順序で使い、変化してきたか。そんなお話をしたいと思います!


趣味として手帳を始めて

2020年の8月の上旬に、SNSに新しくアカウントを作りました。

買いたてホヤホヤの手帳と、手作りマロンチーズケーキ

こちらの記事でも、手帳を始めた経緯などを書いています。

正直に言って、手帳を始めたことで人生が大きく変わりました。手帳がそうしたのか?と言われれば、違うのだけれど、間違いなくターニングポイントだったと、今の私は感じています。


たった一冊の手帳から始めた「書く暮らし」

私は、上に載せた画像に載っている一冊から、手帳生活をスタートさせました。
当時は本当に、用語なんて全く分からず。知らないことしかないんじゃないかっていうくらい、右も左も分かりませんでした。

けれど、私のそのたった一冊の手帳は、本当に大切な相棒でした。
私を数ヶ月で変化させ、成長させてくれたのですから。
" 自己受容すること " そして "自己を肯定すること " の強いパワーとありがたみは、身に染みて感じました。

それは私が元々持っていたものではなく、手帳を通して変えてきたこと。
30代半ばにして変化できるんです。みなさんも、チャレンジする心を忘れないで欲しいです。
なんならそのチャレンジする心を奪うものこそ " 無価値観 " や " 自己否定 "です。

「自分なんてどうせダメだ」と思うこと。これは果てしなく辛く、人生をつまらなくしてしまう、悲しい思考です。ダメでいいです。ダメなままで。それでも、自分を豊かにし、幸福にすることを選んで欲しいと、心から思います。そしていつしか、「ダメでもいいんだな」とか、「ダメな自分でもいっか」と思って欲しいなと思います。

当時、自己肯定感を上げるために書いていた一日のログが、ある日を境に速度を落とします。それは、自己を受け止め、認める力が上がったことで目標達成が完了したからです。


MDノートで始める新しい試み

こちらは新書サイズ

2020年の終わり頃から、色々な手帳やノートを使ってみようか?と考えるようになりました。能率手帳を本屋さんで購入したのは、良い思い出です。

何年か前に、購入したはいいが、続かず放置されていたA6サイズや新書サイズの
MDノートを、再び使ってあげて、蘇らせたい、と考え始めました。

A6の文庫サイズでは、コラージュ日記をつけていました。
心理学の授業で学んだ『コラージュセラピー』を意識し、毎日のように行っていました。24時間と言っていいほど不安に包まれ、飲み込まれそうなことが多かったので、不安神経症の疑いもあったような気が、今はしています。
この問題も、数ヶ月行っていくうちに改善されていき、ちょっと自信が出てき始めます。


初めてのほぼ日手帳

最初は方眼に合わせて小さい字で書いていました

手帳をやっていて知らない人はいないであろう、ほぼ日手帳。
私が初めて知ったのは、2011年か2012年くらいだったかな。
しかし、手帳好きなみなさんとは大幅に違う形で、遅れに遅れて初めての使用となったのが、2021年の終わり頃。ほぼ日weeksを購入しました。

能率手帳でレフト式を経験し、そのスタイルが好きだと気づきます。
無印の手帳とすごく悩みましたが、一度は使ってみたいと思い、ほぼ日手帳を選択。これも自分の中で、ものすごい大きな出会いと経験だった気がします。

なにせ、初めて書き込んだ日から、今この記事を書いている202312月まで、毎日欠かさず書き込んでいるんです。デコもしっかりと。

「毎日書けたら良いな」とは思っていましたが、それを自分には強いてはいなかったので、すごく驚いているとともに、この継続感はある種の小さな成功体験となって、自分へ満ち足りた気持ちを拡大させました。


A5サイズのノートに挑戦

今はこんなに書けないかも…な文章量

バイブルサイズのシステム手帳で「目標達成」した私が次に求めたのは「趣味として楽しむ」でした。
そんな中、文庫や新書サイズのMDノートを使ったのなら、最後の砦とも言えるA5サイズに挑戦してみようじゃないか!という気持ちに。

ドット方眼タイプは、ドットが薄い水色で、撮影する際にはまず写り込みません。
文章を書くときにドットが目安になるという点もあれば、それを意識しすぎて、文字の大きさを変えにくいという点が、自分の中ではありました。

毎日自由にデコをし、一日の起きた出来事を日記として書いたり、気持ちや思考を書いてみたり。文字のシールを使ったり、自分の字で見出しを作ることで、見返したり振り返りやすかったです。


最後のチャレンジは一日一ページ

カラフルなページは見返すのが楽しい

A6の文庫サイズが好きで、一日一ページのノートを探していて辿り着いたのが、フランクリンプランナーオーガナイザーです。

上部にはタスクが書けるので、「個人のこと」と「家族のこと」に分けて使っていました。

下部は左側が時間軸のあるバーチカル。24時間軸ではないので好みがあるとは思いますが、私はフォーマットに合わせて書くタイプなので、あまり気にしてなかったです。足りないことはフリースペースにメモしたり。
フリースペースは方眼なので使いやすく、沢山書き込めないなと思う日はデコを多めにしたり、大きめの素材を貼ったりしていました。
初めの頃は使い方が見つけられなくて悩みましたが、数ヶ月してから定着。
「一日一ページの手帳は絶対無理」と思っていたけれど、楽しさを知りました。同時に、難しさもやはり感じました。


自分の個性が華開いたトラベラーズノート

趣味の写真も活かせるように◎

2022年の10月に、トラベラーズノートをしっかりと使うようになりました。
自分の好きな『写真』×『ノート』のコラボ。
旅行をする機会は自分には少ないけれど、日々の散歩やお出かけも大切にしたい、大事にしたい。そんな思いから、お出かけのログをデコと共に残すことが、新しいノート生活の始まりでした。

トラベラーズノートで自分が生き生きしているのを感じていた頃、書籍掲載のお話を2つ頂けて、とても嬉しかったのを覚えています。忘れられない、大切な思い出になりました。


おわりに

手帳やノートを始めれば、人生が変わるの?と訊かれれば、NOと言ってしまうでしょう。
自分の気持ちや思考を整理して、自分と向き合う等、生活の向上やチャレンジのキッカケとして、手帳やノートで自分の心を動かせれば何かが変わってくる。と、思います。

私は3年前から、自分の心と生活や状況といったものが、どんどん動いていくのを感じていました。辛く思うことを経験しても、「SNSで社会勉強ができた」と思えたり、自分の成長を感じて暮らしていくというのは、本当に楽しくて仕方がなかったです。

動いている間に、自分の病気を見つけることもできました。

治療が進めば、もっと理想の自分に近づけ、理想の暮らしができる!と、根拠なく確信してしまってるんですよね。
また、そうじゃないとしても、なんだかんだ物事はいい方向へ行くだろう、とも思っているんですよね。(これが、自己肯定感上がった行く末ですかね)

でも、人間完璧なんてありえません。
落ち込んだり、苦しんだり。上手くいかない日だって沢山でてきます。

だから私が見たい先というのは、自分の可能性と、手帳やノートとどこまで何を目指していけるのかってことです。

3年間でみた景色は、スローモーションのような、特急電車に乗っているような感覚でした。
私の手の中から、嫌だと思うものはどんどん溢れていき、ごく少ない大切なものがいくつかと、自分自身というものが残っていました。

私には、手帳やノートの素晴らしさを伝える術はあまり持っていない気がしますが、「始めてみたいな」「楽しそうだな」と思っていただけるようなことを、今後も発信できたらいいなあ、と思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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