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恋愛心理学では恋愛タイプは6つに分類できるらしい件


こんばんは、心太です。
今回は“恋愛心理学”より、一つの理論をご紹介します。

【こんな人におすすめ】
・恋愛心理学について知って良い恋がしたい
・自分の恋愛タイプについて理解を深めたい
・人間の恋愛の在り方を俯瞰して客観的に見てみたい


1.この記事を読むと分かること

さて、一言に恋愛といっても、どのような相手を好むか、どのようなデートを好むかなど、恋愛タイプはひとそれぞれです。
この“タイプ”、心理学のある理論では大きく6つに分類できると考えられています。
カナダの心理学者、ジョン・リーさんの提唱した理論です。

この記事では、それぞれの恋愛タイプ(Love Type)について紹介します。
【自分がどのタイプなのかを知ると…】
➢どのようなひとを選べば、より満足のいく恋愛をしやすいかが分かります。
➢すでにパートナーがいる方は、「私(僕)は〇〇タイプみたいだから、△△みたいにして!」っておねだりしてもいいかもしれませんね♪

【意中の相手がどのタイプか当たりをつけられると…】
➢どのようにアプローチをすれば相手に響きやすいかを考える材料になります。
➢過度に決めつける必要はありませんが、あまりに自分のタイプと相性が悪そうだったら考え直してもいいかもしれませんね。

考える二人

2.自分の恋愛タイプが知りたい!!

さあ、ここまで読んでいただいて、興味を持たれた方は、自分のタイプ、もしくは意中のお相手のタイプが知りたくてうずうずしているかもしれません。
ですが、ここで一つ二つの質問をして、「はい!あなたは〇〇タイプです!」と言うわけにはいかないのが、本気の心理学の面倒くさいところです(笑)

結論から言うと、自分のタイプを知るには53問の質問に答えなくてはなりません。
「めんどくせっ!とりあえずどんなタイプがあるのか知りたいわ」と思った方は目次の 3.タイプ別の特徴 までスキップを推奨します。
「なんで?どゆこと?」と興味を持たれた方はそのまま下へスクロール↓↓↓


巷にあふれている、“心理テスト”は一問一答や4つの選択肢から一つ選ぶと、自分の傾向が分かるとうたっているものが多いですよね。
ですが、こうも思ったことありませんか?

『こんなんで本当に分かるの?』

このような疑問・直感は全くもって正しいです!
心理学者のセンスがきっとあります。
一つ(もしくは数問)の質問で人の性格を言い当てるのは、ある種の賭けで“当たるも八卦当たらぬも八卦といった感じなのです。

そんなこんなで、Loveに本気なリーさんは心理学的に的確だと言える、学術的な心理テストを作成しました。
それが、“Lee’s Love Type Scale’(リーの恋愛タイプ尺度)です。
このテストの問題数が53問なのです。

専門家からすると、「6つもグループがあるならまあそれくらいはねえ」くらいの問題数ですが、一般的には少し多く感じますよね。
ただ、一応質問に対して、5段階の答えから選択する形なので、エイヤッ!とやってしまえば5分くらいで終わります。

ありがたいことに、テストをまとめてくれて、かつ集計まで自動でやってくれるページを作ってくれている人がいました…。
リンクを貼っておきます、アクセスは自己判断でお願いします。

http://galle.oe-p.com/lets2.php?
2020年7月3日 接続確認

スマホをのぞき込むカップル


3.タイプ別の特徴

飛ばした人のためにあらすじ―――
今回ご紹介しているのは、リーのラブスタイル類型理論です。
彼の研究によると、恋愛のタイプは6つの特徴をどの程度持っているかで決まるとされています。
“どの程度持っているのか”は、リーさんの作った心理テスト(53問)によって数値化され、最も得点が高いものが、その人のLove Typeです。


第1のタイプ:ルダス(遊びの愛)
恋愛を楽しむことこそ大切だと考えるタイプ。自由を好み、相手との距離感を保とうとする。複数の相手と恋愛できる。独占欲を示すことは少なく、またデートのときにはその場を楽しもうと努力するので、付き合いやすく“モテる”ことも多いが、“軽い人”に見られやすい。
平均:16.71(男性)/18.34(女性)

第2のタイプ:プラグマ(実利的な愛)
恋愛相手の地位や財産によって、自分自身の幸福や地位の上昇などを図ろうと考えているタイプ。色々な現実的な基準を立て、現実的に相手を吟味する。世間的な“成功を掴みやすい”一方で、“マウンティングが好き”になりやすい。
平均:13.27(男性)/16.91(女性)

第3のタイプ:ストーゲイ(友愛的な愛)
穏やかな、友情的な恋愛。長い時間をかけて知らず知らずのうちに愛が育まれる。強い好意や、嫉妬などの強烈な感情を抱くことは少なく、生活のパートナーや家族の意味合いが強い。“安定した関係”を築きやすいが、刺激に欠ける“退屈な愛”になりやすい。
平均:17.94(男性)/18.30(女性)

第4のタイプ:アガペ(愛他的な愛)
相手の利益だけを考え、相手のために自分自身を犠牲にすることも厭わず、ある種盲目的に相手に尽くすタイプとも言える。甲斐甲斐しく“思いやりのある人”だが、いわゆる“ダメ人間製造機”になりやすく、また尽くし疲れにも注意が必要。
平均:19.30(男性)/17.65(女性)

第5のタイプ:エロス(美への愛)
恋愛至上主義であり、かつロマンを自分にも相手にも求めるタイプ。相手の外見を重視し、強烈な一目惚れを起こすこともしばしば。バラとかを贈りあうのは、カップルのどちらかがこのタイプ(偏見)。映画のような“情熱的で激しい愛情”を育むが、持続力がない場合も多くやや“軽薄・移り気”に見えることも。
平均:18.16(男性)/17.12(女性)

第6のタイプ:マニア(嫉妬深い愛)
独占欲が強く、不眠や食欲不振、腹痛などもともなう激しいタイプ。エロスのように、二人の世界に単純に没入するというよりは、相手の関心がよそに移ってしまう不安や疑いから二人の世界を望む傾向にある。“最も強い結びつき”を構築する可能性があるが、安定性に欠け、いわゆつ“メンヘラ”的な様相となることも。
平均:20.22(男性)/19.36(女性)

4.タイプ別の相性について

リーラブスケール平均グラフ③

各タイプの得点平均(日本)を男女別で表したグラフです。
そしてこのグラフの、対角に位置するタイプ同士は、お互いの愛の形を理解できないと考えられています。
横位置はあんまり関係ないようですね。

遊びのルダス ⇔ 自己犠牲のアガペ
利益追求のプラグマ ⇔ ロマンス至上のエロス
お友達感覚のストーゲイ ⇔ 独占所有のマニア
どれも見るからに相性が悪そうですよね。

テストをした人の中には、対角の要素が同程度ある、という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、理論上は対角の愛は理解できないはずなので、まずは自分の回答に嘘がないか、「この方が良いはずだ」と考えて回答をしていないかチェックをしてください。
自分の真の姿が見えるかもしれませんよ。

またチェックをしたとしても、中には相反する要素を同時に持たれている方、ハイブリットタイプの方もいらっしゃるかと思います。
複数の方向性で相手を愛することができる、とも言えますが愛し方や愛されている感覚の自己矛盾から苦しみを感じるかもしれません。

例:
一度の人生だし遊びたい(ルダス)、けど相手のことを思うとできない(アガペ)
お金持ちと結婚したい(プラグマ)、でもバンドマンでイケメンの彼が好き(エロス)


5.終わりに・続編について

さて、今回の記事はここまで。
やれやれ
ちょっと長かったですね(笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
タイプ別に実際の恋愛にどのように活かせば良いのか、細かく記事を書こうか迷っています。
書いて欲しい、興味がある、という方は一言でもいいので是非コメントしてくださいね。


今回はリーさんの理論から、6つの恋愛タイプをご紹介しました。
ですが、どのタイプが優れているとか、どのタイプが素晴らしいとか、そういった話ではありません
未だに人類は“愛”を明確に定義できておらず、正しい愛の形なぞ決められるわけがないからです。

今回の理論で言えば、アガペは望ましいと捉えられ、自分がマニアと知り落ち込まれる方が多いように推察されます。
しかし、目次3.の特徴部分に書きましたが、どのタイプも良い部分と危険性がコインの裏表のように同時に存在しているのです。

「自分は〇〇タイプだ」というのは単なる事実です。
それ自体に良いも悪いもありません。
“どのように発揮させるのか”が重要で、それは今の、そしてこれからのあなたが選ぶことができます

まとめますと、

良い恋愛をしよう!


では、また!


心太

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