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怖がらなくて、だいじょうぶ。

人前で発表するときーー。
将来についての不安が溢れてしまったときーー。

テスト前。大人と話すとき。勉強中。習い事の前。

日常の一コマ一コマに、沢山の不安や緊張が散在する。

わたしは、"緊張しい"。

ちょっとしたことでも、緊張してしまう。

小学生の頃、少しでも分からない問題があると、
"これが解けないと人生が終わる"と感じていた。
何度も何度も悔し涙を流しながら、瞼を腫らしてきた。



わたしは特別な才能があるわけではなかった。
けれど、 "少しやれば、できてしまう子" の1人だった。

だから、周りからは期待される。
友達からは「都湖は何でも出来て当たり前」というイメージを持たれて、先生からは「どうしたらそんなに出来るの?」と研究材料?みたいに接されることもあった。

恵まれたことなのだろうけど、
「何でも出来て当たり前」は結構キツイ。

末子ということで、親の期待も大きく、わたしは周りの期待に応えることに必死だった。
15歳の夏まで、周りの期待を裏切ってしまうことが怖くて、怖くて堪らなかった。



周りの期待に押し潰されそうになった、中1の秋。わたしは良い方法を見つけた。


自ら自分を励ますこと


自分で自分を励ますなんて、寂しい。
そう思っていた時期もあったけれど、意外に心強くなれることに気づいて、悪くないな、と。



わたしがワタシになれる、おまじない。

怖がらなくて、だいじょうぶ。




少し悲しいけれど、
周囲の期待って、良い時だけの場合も少なくない。
1度でも応えられなかったら、仮にそれまでの期待が100あったとしても、-120くらいまで期待値が下がってしまう時だってある。

だから、周囲の期待に応えることがすべてじゃないよって、むかしの自分に教えてあげたい。

自分のやりたいこと、自分にできることをして
結果的に、それが周りの期待に応えることに繋がっていたらいいな、と。


これは恵まれた環境だから、言えることかもしれない。それでも、わたしは伝えたい。幼き頃の自分に。いま苦しんでいる誰かに。



そんなに怖がらなくて、だいじょうぶ。


2020.6.17  


再投稿。

#不安
#マイノリティ
#ボーイッシュ女子
#hsp


都湖のとことこ日記🫧

0から1に、マイナスにいる人が0に立てる。 
そんなことばを発することができたなら--
ことばは祈りに近づくのだろうか。
生きづらさに悩む、わたしのことば綴り。

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