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#9 自分の弱点と付き合う

人間はどうしても、「完璧であろう」とは思えどなかなかそうはいかないもので、どこかしらに綻びがあったり、苦手なところや弱いところがあります。

前回の#8でもお話しましたが、ほぼ必ずといっていいほど人間は弱点を持っています。

もちろん鍛えたり、施術をしたりして弱点を強くする、またはせめて正常レベルに持っていくということも目指してもいいと思いますが、

どうしたって弱点は弱点です。
いっそそれを「個性」として受け入れることも大切なことだと私は思います。

よく「一度ぎっくり腰になった人はクセになる」だなんて言われたりします。

ですがそれはあまり正確ではないような気がします。

それは「本人や本人の生活リズムの中にぎっくり腰になるリスクが存在している」からなるのです。
そして一度でもぎっくり腰になった人はもうそれは「腰が弱点」といえると思います。

変形性の関節症をお持ちの方は、たしかに痛みが出やすいですが、変形自体が100%悪いわけではありません。
ただし、本来の関節としての機能が果たせない以上、「弱点」であることには間違いないと思います。

敵を知り己を知れば百戦危うからず!

自分の「弱点」を受け入れ、理解することができれば対策は打ちやすく、あらゆる脅威からも予め回避できるかもしれません。

腰が弱点であれば、腰に負担の少ない動き方や使い方を習得すれば痛みを感じる頻度はかなり減っていきます。

または定期的に施術を受けたり、適切なストレッチなどを行うことで正常に戻していったり、トレーニングやサポーターなどで負担への対策もできます。

人間は完璧な存在ではありませんので、どうしたって弱点があるのは仕方がありません。

敵を知り己を知れば百戦危うからず。

ですがなかなか自分のことほど知ることは難しいものです。
そういった時は是非私たちのような専門家にご相談下さい。


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