現役教師が『特別支援学校の不登校』を語る
こんにちは。
特別支援学校の先生のしんちゃんです。
みなさんは、不登校についてどう考えますか?
個人的な考えとしては…
「学校は行きたかったら行く」でいいと思っています。
学校は小さな社会として、子どもが大人になって社会に出る前の練習といった意識でいいと感じています。
そんな個人の見解も含めて、通常学校の不登校にも少し触れながら書いていきますね。
また、こちらは有料記事になります。
教育公務員特例法第17条『教職員の兼業』において、県教委の認可を得ています。
文科省による「不登校の定義」
そもそもの話ですが、不登校には定義があります。
1998年に文部科学省は…
「学校に行かなくなってから1年で30日以上の欠席をしている状態」
と定義しています。
学校に行かなくなってから1年で30日以上の欠席をしている状態
何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にある者
病気や経済的理由による者を除いた者
1年間で30日以上の欠席ですから、月に2、3日欠席をする子どもが当てはまります。
30日なので、日数も少ないように感じますね。
各学校の不登校の現状
文部科学省の調査によると、小・中・高等学校及び特別支援学校における「いじめ」の認知件数は615,351件で、前年度に比べ98,188件(19.0%)増加しているとありました。
不登校の主な原因として
無気力
勉強の遅れ・成績が悪い
学校に馴染めない
家族関係や家庭環境
朝起きられないなど生活の乱れ
原因が自分でも分からない
身体の不調
学校の人間関係
不登校の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍増となっています。
また、特別支援学校の具体的な調査結果はありませんでした。
特別支援学校は、障害のある子どもが通うため、心身の状態でやむをえずに欠席をする子どもも多く、不登校の子どもの統計を図ることが難しいと言えます。
ですが、特別支援学校でも不登校は大きな課題となっています。
では、特別支援学校での具体的な実例を述べていきます。
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