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懐かし恋愛日記⑫「口癖」

こんにちはトクです。

本日もnote訪問くださりありがとうございます(_ _)

2泊3日の旅行の帰りは、海沿いをドライブしました。

私は、海沿いをドライブするのが大好きで、だから告白する場所も海沿いを選びました。

さて、旅行帰りのドライブ中に「ちえ」が「△ちゃんって何か考えてる時とか「そっかあ?」が口癖だよね」と言ってきました。

「うん?そっか···。じゃなくてそうか?」

「アハハハ。また言ってる」

「でも、私、その「そっかあ?」て好きなんだよね。なんか本気で考えてくれてるようなんだもん」

「そっかあ?あっ、また言っちゃったよ」

「アハハハ。ホントだ、また言ってる」

「今まで、そんなこと言われたことなかったからなあ···」

「なんか意識しちゃうよな」

「良いよ、治さなくて。△ちゃんのそういうとこ好きだから···」

「うん、そっかあ?」

「あっ、また言っちゃったよ···」

「もう、意識するなって言われても意識しちゃうよ···」

「きっと「ちえ」と話してるとリラックスしてると思うだよな。最初の頃はメチャメチャ緊張してたけど···」

「それって私のこと女の子だと思ってないってこと?」

「そうじゃなくてさ···。もう「ちえ」は俺だけのものだと思ってるから、変に緊張しないんだよね」

「これっれ悪いことかな?」

「ううん、全然、悪いことじゃないよ」

「その代わり△ちゃんも私だけの△ちゃんでいてくれるよね?」

「そりゃ、もちろんだよ!「ちえ」以外の女の子には興味ありません」

「じゃあ良かった···」

「これからもずっと、そばで「そっかあ?」って言ってくれる?」

「そんなことで良ければ言いますよ。そっかあ?って」

「やっぱり△ちゃんって優しいよね」

「そっかあ?」

「今のは意識して言ってみました(笑)」

「ねえ△ちゃん、このあと、告白してくれた場所に行かない?」

「うん。良いねぇ。だけど時間大丈夫?」

「うん。遅くなっても良いから、あそこに行きたい」

目的地着くと時間が遅かったせいで駐車場には1台も車がありませんでした。

二人で階段を上がり目的の場所に。

「俺たち、ここから始まったんだもんな⋯」

「そうだね。ここは、ず~っと、思い出の場所だね」

「ねえ「ちえ」俺とず~っと一緒にいてくれる?」

「うん!△ちゃんも、ず~っと私のそばにいてね」

「もちろんだよ」

「ねえ、△ちゃん、私のこと好き?」

「当たり前!」

「なんか最近、前より「好き」って言ってくれなくなったみたいに思えるんだけどなぁ⋯」

「う~ん、そっかあ?」

「あー。また言った!」

というわけで、思い出の告白の地に寄ってからアパートに戻りました。

それでは最後までお付き合いくださりありがとうございました。




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