なんで会社員デザイナーを辞めたか。

初めまして。トクニャンです。
今年、三十路になりますトクニャンです。
職業は、グラフィックデザイナーをしております。
印刷会社で新卒から5年間、デザイナーとして勤めておりました。
で、タイトルの通り、会社を辞めました。はい。
辞める理由としては、公には「寿退社」でした。
・住処から会社が遠い(片道1時間30分over)
・残業が多すぎる(ほぼ毎日終電の時がある)
・女性デザイナーの既婚者がゼロ(つまり環境が整っていない)
という、まぁ辞めるには妥当な理由はゴロゴロあったんですけども。

何故か、辞める前の私は病みに病みまくっておりました。辞める直前、
超お世話になった先輩から飲みに誘っていただき、想い出話に花咲かせよ〜的な
雰囲気だったのにも関わらず、私は自分の半生を語り出し、
「自分、全くクリエイティブじゃないんですぅぅぅおあ」
と、泣きながら先輩に相談にのってもらうというカオスな状況に。

今から思うと、自分自身の心が訳わからんくらい掻き乱されてたんやと思います。
原因としては、
①超お世話になってた先輩から離され、いきなり別チームに配属された
②先輩に依存しすぎてた自分に気づき、自己嫌悪
③純粋にモノづくりに向き合っていない自分に自己嫌悪
④上記から、自信を喪失し常に後ろ向きな思考に。

本当に負のスパイラルでした。
私は、もともとストレートでデザイナーになった訳ではなく、一般大学を卒業してから、美大に入り直しデザイナーになりました。
「人に喜んでもらえるモノづくりがしたいです」と、就職面接の時からずーーっと言い続け、そこの軸はブレていないつもりでした。
ですが、今の自分、どうよ。いつの間にか仕事をこなす感覚になってしまっていて、お客さんのこと考えてる瞬間って全然ないんちゃうか。と薄々自分でも気づいていました。おまけに、先輩に依存しすぎて、仕事を振ってくれる先輩のためにモノづくりしているような気持ちになっていました。

その状態に気づかないように、日々淡々と過ごしていたんですが、チームの異動を機にその事実と向き合わざるを得なくなりました。
美大に入り直した時の自分、あんなメラメラしてたのに、今の自分はなんてしょうもないんや。全くパッションが感じられない。でも、なんでそうなってしまったのかがわからない。どうしたらいいのかわからない…。。。

そんな時、長年お付き合いしていたパートナーからプロポーズを受けました。
結婚をするということは、今までのライフスタイルを変えないといけない。(残業が多いし、通勤も時間がかかる)というきっかけもあり、一回モノづくりから距離を置いてみよう。という気持ちで会社を辞めました。

で、4ヶ月経ちました。はい。
結論としてわかったことは、自分自身の受け身な姿勢が嫌だったんだなーということでした。自己分析した結果、自分にとってモノづくりは一生かかって取り組んでいきたいことだということは納得したので、今後は能動的にオモロイモノづくりに取り組んでいこうと決めました。

どういう事をやっていくかは、また今度書いてみようと思います。
ここまで読んでくださった方、いるかな?
乱文失礼いたしました。ではでは!

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