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新しい教材を買う前に〜お子さんの自宅学習

1、勉強のやり方が変わってます


インターネットの普及により子供たちの勉強方法に

大きな変化が生まれています。


ChatGPT、CoPilot(旧Bing)、Gemini(旧Bard)などのAIツールは

学習者の強力なサポートになっています。


さまざまな学習アプリを活用することで

計画や時間の管理、調べものが簡単になり、

以前では想像もできなかったほど効率的に学習できるようになりました。


これらのツールを本格的に使いこなしている子供たちは

非常に強い立場にいます。



勉強が苦手な子供でも彼らをサポートするデバイスは

ほぼすべて揃っており、その多くは無料です(通信費は別として)。

学校の勉強が暗記中心であるため暗記が苦手な子供たちは

外部デバイス(スマートフォン、タブレット、パソコン)に情報を保存し

AIとの会話を通じて学ぶことで非常に効果的に勉強できます。

分厚い参考書や辞書を使ったり、英単語を一枚ずつ単語帳に書き込んだり、

定期的に届く通信教育の教材を少しずつこなすような勉強方法は

もはや時代遅れです。

画面を見てタッチペンで答えを選び正解すると○印が

表示されるようなアプリでの勉強も既に古い方法です。


インターネットとAIを上手に活用することを目指しましょう。


  2、新しいテキストを購入すべき人とは?


もし小学生のテストの点数が80点以下が多い場合、

基本的な国語力や計算能力に不足があるかもしれません。


80点以下は注意が必要です。


このような状況は学習習慣がまだ身についていない、

子供に勉強を任せきりにしてしまっている、

勉強を楽しく感じられる環境がない、

または、そのご家族全体が学ぶことへの関心が低い場合によく見られます。

(ただし、ADHD、ASD、学習障害などは除外します)。



テストの成績が良くないと多くの親は参考書や問題集を

慌てて購入しますが、これが効果的な対策になることは少ないです。


なぜなら、学校の教科書の内容は基本レベルで最も易しいものだからです。


80点以下の成績は、この基本的な内容さえ理解できていないことを

意味するため、新しい問題集をこなすのは難しいでしょう。


問題集の新調は、ほぼ満点を取る子供たちに適しています。


それ以外の子供たちはインターネットを利用して

教科書に記載されている内容が具体的にどういうものかを調べ、

そこから勉強を始めるべきです。



  3、勉強する意味


中学生になってから、もし60点以下をよく取る場合は

何らかの問題があると考えられます。


60点以上であれば、まだ伸びしろがあり

適切な勉強方法を教えれば成績は向上しますが、


60点以下の場合は、生活習慣や精神面、

思考方法に問題があることが多いです。


勉強ができないわけではありませんが、

本を読んだり調べものをすることに強い抵抗感を持っていたり、

勉強のメリットを全く理解できていなかったり、

勉強せずとも何とかなるという少し大人びた考えを

持っていることもあります。



問題の核心は、「この世に無駄な知識はない」

という理解に至ることができれば誰もが勉強するということ
ですが、

その理解に至らないのは、

周囲の大人が子供の理解レベルに合わせて

適切に伝えていないからです。



問題集を購入しても、これらの根本的な問題を

解決しなければ効果は期待できません。


テストの点数を上げることよりも、子供の心に寄り添う教育を

優先すべきだと思います。


  4、要は過去問


有名な私立校を目指す場合には特別な受験対策が必要です。


しかし、公立校でトップを目指すなら

特別な参考書や問題集は不要です。



なぜなら、教科書で習った範囲以外から

出題されることはないからです。




公立高校入試は非常にシンプルです。



47都道府県の過去問をすべてこなすだけで十分です。

実際、これだけで良いのです。



公立高校入試に関しては、多くの問題集を購入し

難しい問題に挑むよりも、47都道府県の過去問に取り組む方が

効果的で成果が出やすいです。



無駄な努力や時間を省き、過去問に集中することが大切です。


多くの予備校や塾が自社のテキストを購入させる経営戦略に

惑わされないでください。


ほとんどの過去問はネット上で入手可能です。

(著作権で保護されているものを除く)



中学1年生から過去問に取り組むことが可能です。


中1の段階でも社会や理科の過去問は十分解けます。


そのため特進アカデミーでも過去問を中心に授業を進めています。


しかし、一部の生徒は積極的に取り組もうとしません。


その理由は、学習習慣に問題があるからです。



「学校の授業内容を先取りしてはいけない」という考えが影響しています。

(小学校時代の影響が続いています)。




結局、テストの成績を上げるためには、

新しいテキストをこなすことではなく、

子どもたちの心理的な側面を改善することを優先すべきです。


テキストだけでは心理は改善できません。


つまり、その子の個性に寄り添う

適切な指導が必要だということです。



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