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事業アセットを活用して

早いもので2023年もゴールが近づいています。
今年はゴールデンウィーク明けに新型コロナウイルスが感染症法の5類に引き下げられ、3年ぶりの平時を迎えた年でした。

そして平時でも、コロナほどはいかないまでも、マーケットの変動性は当然存在する、ということを再認識した年でした。
今夏は125年ぶりの猛暑となり、ご年配の方で熱中症を避けて外出を控える方もいらっしゃいました。一方、円安のため海外旅行を先延ばしにされて国内旅行を選んだ方もいらっしゃいました。

その中で、当社はコロナ禍で行っていた改革が功を奏しました。
AIによる顧客分析の導入、RPAによる作業効率化、ビジネスプロセス最適化(BPR)等により、損益分岐点を約35%下げたという努力をしていたことで、マーケットの上下があってもきちんと利益が出る筋肉質な体質になりました。
コロナ禍を耐え、改革をしてきてよかったとしみじみ感じています。

一方、コロナ禍を経たからこそ新しいニーズが生まれ、これまでになかった事業に着手できるようになってきています。

平時への回帰に伴い、宿泊施設や地域の人手不足がより顕著になったため、ゆこゆことしてこの課題を解決したいと考え、移住を希望する方と地域の職・住をマッチングする人材紹介サービス「ゆくゆく」を6月にリリースして好評をいただいています。
コロナ禍を経てより多様化した過ごし方を反映してか、海辺での子育てが終わった方が蛍の美しい山のお宿さんで働いたり、実家を出て一人暮らしを試したい若い方が登録をしたりと素敵な生き方を模索される方が多く、今は国内の移住希望登録者数が2,500名を超えています。宿泊施設に欠かせない料理人人材や外国人人材の紹介、インバウンド対応のためのオンライン英会話研修サービスなどのラインナップも増やしています。

これらは、宿(点)だけではなく、地域(面)で地方活性化をしていこうという「ゆこロコモーションプロジェクト」を進める中で培った地域との信頼関係から発展してきた事業だと感じています。


5月以降、部長以上のボードメンバーではゆこゆこの「事業アセット」を活用した事業をどのように展開していくかを話し合い、様々に推進しています。
当社の「事業アセット」は、850万人のシニアの皆さんを中心とした顧客基盤と、強くしなやかな宿営業部隊です。
これらは、パーパスである「おせっかいなくらい人と地域に伴走し、にぎわいをつくる。」を体現している要素でもあります。

自分たちの持つ事業アセットに誇りを持ち、これらを大切にした事業展開により一層力を入れて、地域活性化と高齢社会に貢献していきたいと考えています。


【温泉たまごのLINEスタンプをリリースしました】
「温泉たまこ」と「温泉たまお」と「オケどん」です。
白くて丸い「温泉たまこ」を見てほっこりと癒され、「温泉に行きたい!」という気持ちになっていただけたら、という思いで企画しています。
みなさま、是非お使いください^^

上記からお友だち登録をしてダウンロードをお願いします♪
※ダウンロードから90日間ご使用いただけます。
※2024年3月5日までのサービスとなります。
※先着順のためダウンロード上限に達した場合は
配布期間内でも終了している場合があります。

【日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」を受賞しました】
私が代表して頂戴してまいりましたが、ゆこゆこの事業と、ゆこゆこ社員とゆこナビさんが続けてきた努力を認めていただいた結果であり、日頃からお世話になっているゆこゆこユーザーのみなさま、お宿様、自治体様、取引先様のお蔭の受賞です。今後とも精進してまいります。

ゆこゆこの良さを発信し続けてくれている頼もしいPRチーム


【有給奨励週にカンボジアとラオスを旅してきました】
今期から、より有給消化がしやすくなるように有給奨励週を設定しています。社員が平日に旅に出やすいことを考え、フライトが安い9月・11月・2月に設定しています(もちろん、ここ以外でも有給取得は可能です)。

私も11月にカンボジアとラオスの旅へ。アンコール・ワットで岩の回廊を埋め尽くすようにびっしり彫られたマハーバーラタや乳海攪拌(かくはん)を隅々まで眺めたり、巨大な観音菩薩の人面像が埋め尽くす仏教都市バイヨンで宇宙を感じたり、ルアンパバーンでお坊さんの托鉢を体験したり、活気ある屋台で食べ比べをしたり、のんびりとメコン川下りをしたり、心ゆくまで過ごしました。

日の出のアンコールワット。見る場所によって形を変える建築様式。
一口大の米飯と菓子を器に入れていく。幼い僧侶も多くいた。

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