ヨーロッパ・ラテン、言語に関する一考


ラテン系と言われれば、どこの国を思い浮かべるでしょうか。

メキシコ、ブラジル、キューバ、コロンビアあたりのラテンアメリカでしょうか?
それともスペイン、ポルトガルのヨーロッパラテンでしょうか?

広辞苑の定義としては、
ラテン系言語(ロマンス諸語)を話す諸民族の通称。ということなので、どちらもラテン系に相違ありません◎

では、ラテン系言語(ロマンス諸語)とは何でしょう?

フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語など、西ヨーロッパから発生した言語のことを指します。
ロマンス諸語といっても、それぞれ民族的背景によってたくさんの言語が生まれたのですね。

同じヨーロッパ大陸でも、ルーツが似ているけれど、違う語派の言語が混在しているのも興味深いですね。

例えば、フランス語は代表的なロマンス諸語の一つですが、ケルト(古代イギリス圏)・ラテン(古代ローマ)の影響が強いです。
発音も心なしか夢心地のようなファンタジーよような感じがしますね。

ドイツ語はがっつりゲルマン語派です。
お堅くて力強い雰囲気の言語だなぁと思います。

英語もドイツ語と同じくゲルマン系ですが、古くはフランスとの繋がりが深く、ロマンス諸語の影響も受けている言語です。
民族的には、ケルトとゲルマン(アングロ=サクソン)の混交が主なので、やはりドイツ語とは違う趣きを持っています。
ちょっと中立的な感じがしますよね。


以上、ヨーロッパ・ラテン、言語に関する一考でした!

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