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1年半

こんにちは、根岸です。Ha' Matchaシリーズをきっかけに武家茶道の"石州流伊佐派"に入門して1年半。お茶を始めて良かったこと、気付きをチームのみんなに共有します。

1.できるようになることが嬉しい
稽古を始めた頃は一生かかっても覚えられないと感じていた基本のお手前。それが半年、1年と続けるうちに体が自然と動くようになる。まさに時間をかけて"身に付く"感覚。そして、先生に褒められるとシンプルに嬉しい。大人になっても何かを学んでいくことは楽しい。

2.社中との出会い
伊佐派は茶道を通して何かを高めたいと思っている人たちの集まりだから、年齢も背景もバラバラだけど繋がるものがある。普段の生活では交わらない人たちと話すことで刺激を受ける。今では人生のメンターとして導いてくれる2人にも出会えた。

3.心が整う
日常で色々なことがあっても、茶室に入れば時間の流れがゆっくりになる。道具を一つ一つ清め、丁寧に準備し、扱う過程で心が落ち着いていく。先生の言葉や禅語が固まった頭をほぐしてくれる。「心を込めて出されたお茶と甘いお菓子を頂いて、争い事をする人間が何処にいるでしょう」

4.少しずつ日常に現れてくる
ほんの少しずつだけど、日常の所作や向き合い方に茶室の心が現れてくる。体感ではまだ日常の10%にも満たないけれど、ふとした時に気が付くと嬉しい。逆を言えば、茶室での短い時間よりも、日常の人間性や振る舞いがその人を作っているということが分かる。

(↑こうして書くと堅いイメージだけど、稽古の合間にはいつも先生や社中の笑い声が聞こえて肩の力を抜ける場所。それが楽しく続けられる理由でもある)

改めて学びのチャンスをくれたHa'と東京西海のチームに感謝。これからもどんな発見があるか楽しみです。

-Ha' Horizonシリーズ-
皆さまもお抹茶で一息ついてみてください


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