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できない理由より、できる方法を考えよう#3

私たちが企業ビジョンとして掲げている「誰もが居場所ある未来をつくる」

この目標を達成するには、東京シェアハウスのメンバーがみんな同じ方向に向かって進まなくてはいけません。

そのため私たちは、会社の5つの指針をCredo(信条)と呼び、日々の仕事のモチベーションにしています。

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今回は第3に掲げる「できない理由より、できる方法を考えよう」についてご紹介したいと思います。

前回お話した「創造性を持ち、未来を描こう」が会社の”戦略”だとすれば、これはより具体的な働く姿勢、いわば”戦術”にあたる部分です。

マラソンで例えるなら、チームの作戦が決まったら、次に選手ひとり一人が「チームの作戦を踏まえて、自分はどうやって走るか」を考えますよね。
つまり、これは会社で働くメンバーに対してのメッセージでもあります。

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東京シェアハウスはインターン生や若いメンバーを中心に運営しています。

中には学生のメンバーもいますが、学生がいきなり大手企業のエース社員と同じような仕事をすることはできません。ITの知識や技術をいきなりプロと同レベルまで身につけることも難しいでしょう。

またシェアハウスのポータルサイトという分野はまだまだ歴史は浅いです。何年も働いていても、まだまだわからないことだって沢山あります。

それゆえに新メンバーの多くは、最初はどうしても「知らないからできない」「自分にはそんな能力がない」と考えてしまいがちです。

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けれど、できない理由を考えても何も始まりません。
それよりも「自分にできることは何か」という発想にマインドチェンジすることが大切です。”諦め”ではなく、今発揮できる100%を考えるのです。

営業なんてしたことない、マーケティングの知識は持ってない。

でも、それでいいんです。
会社はチームだから、チームで成果を発揮できればいいのです。
みんなが敏腕営業マンになる必要も、一流のマーケターになる必要もありません。

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社内では「できないことが沢山ある中で、それでも自分にできること」を
見つけるためにメンバー同士のコミュニケーションを大切にしています。

それぞれが自分の役割やできることを考え、共有し合うことでチームの成果は最大化されるからです。

実際に、そうした積み重ねで生まれたアイデアが、社長や役員クラスの人間では到底でてこない発想だったということは珍しくありません。

過去にあるインターン生が「シェアハウスをもっと知ってもらうために、みんなで物件をひとつずつ回っていくバスツアーをしてみたい!」と企画したことがあります。

彼は責任者として、企画の詳細を詰め、集客を行い、立派にバスツアーを成し遂げました。

初めは「本当に人が集まるのかな?」と心配だったのですが、
彼は自分のネットワークやSNSを上手に使いこなし、あっという間に参加者を集めました。このときは心底驚かされました。

私にはない発想だったし、アイデアがあっても集客まではできなかったでしょう。これはまさに、彼にしかできない仕事だったのです。
                      東京シェアハウス代表 森山

今も東京シェアハウスでは、年齢やキャリアに関係なく、メンバーは週に1回ある全体会議で自分の意見を話す機会があります。

これは普段の仕事中もそうです。誰もが自分なりに考えて、行動できる環境づくりは会社でも第一に取り組んでいるところです。

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若い人たちにとっては、たった今、目の前にあるものは「できない」ことだらけに見えるかもしれません。

もちろん、自分が現状で「できること」「できないこと」をはっきりと認識しておくことは重要です。

でもそのなかで失敗を恐れずに

①「自分にしかできないこと」にチャレンジする。
②目標地点と現在地を確かめながら、成功する方法を考える

この繰り返しが自分自身の成長と事業の拡大に繋がっていくと思います。

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