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メディアの広告営業とは?

現在、営業職の募集をしています。
応募条件は、どんな業界でもいいので法人営業経験があること。

面接をしていて、同じ勘違いをしている人が何人かいたので
今回はそれについて書いていきたいと思います。

メディアの広告営業って、どんな仕事だと思いますか?
面接時に必ず聞く質問です。

そこで、結構な確率で勘違いをされた返答が来ました。
メディアの認知度を上げるために、企業に営業をして、
関連する記事を作成し、媒体のPVを上げる事。
それが広告営業の仕事だと思う人がいました。

営業のミッションがPVを上げることとは、
求人のどこにも書いてないのですが、なぜかそう思う人が多いです。

今までメディアや広告を扱ったことのない人には
広告営業と言ってもイメージ出来ないのかな、、と思い
就業経験のないインターンの大学生にも同じ事を聞いてみました。

返ってきた答えは、正しい広告営業の仕事内容でした。
さすが、出版業界に興味があるだけに正しく理解していると感心しました。

そもそもメディアとは?
紙やWebなどで情報を発信する媒体のことを言います。(これ以外にもありますがひとまず出版社が扱うメディアの説明です)
読者は、媒体が扱う専門分野に興味のある人が多いです。

広告営業とは?
例えば家電についての情報を発信するメディアだとしましょう。
このメディアの読者は、最新家電などに興味のある人が多いはずです。
編集部は、最新の家電情報やレビューなど、読者の興味のある情報を
発信し、多くの人に情報を届けます。
編集部のミッションは、より多くのPVを得ることでしょう。

このメディアの広告営業は何をやるのか。
営業先は、家電メーカーなどになるでしょう。
新商品の発売などがあった際は、メーカーはそれを
多くの人に知ってもらい、購入してほしいです。
そこで営業は、メーカーに対して
うちのメディアで新商品の特集記事などを載せれば
家電に興味のある読者が多いので、広く知ってもらえますよ。
と営業をし、メディアに広告を出すことに価値を見いだしてもらい
記事広告という商品を売ります。

実際に記事を作成するのは編集部の仕事です。
営業は、メーカーが何を一番訴求したいのかなどを
ヒアリングをし、読者へどう届けるのが一番の最善策なのかを考えます。

メーカーは前述したように、PVを上げるためにお金は出してくれません。
家電に興味のある読者に、新商品を知ってもらえて、購入してほしいので
広告にお金を出してくれるんです。

このように、メディアにおける広告営業とは
自社のメディアに掲載する広告を販売するのが仕事です。

ここを理解して面接に挑むのと、全く分からず面接に挑むのでは
結果は大きく分かれます。

キャリアチェンジで転職活動をしている人は
応募している職種の業務がどのようなものなのか、
分からないなりにも調べる努力をすることをおすすめします。




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