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僕の好きなアルバム【THE DIRTY BOOGIE】

ギターの師匠からアコースティックギターを
教わっていた子供の僕も、
少し大きい子供になり、ロックに興味を持ち
エレキギターが弾きたい!と思い始めた。
思春期に入ろうとしていた頃のこと。

そんな頃の僕に、
師匠は最高のギターヒーローを教えてくれた。
それがこちら

The Brian Setzer Orchestra “THE DIRTY BOOGIE ”

間違いなく、僕がエレキギターに
ハマったきっかけのアルバム。

This Cat’s on a Hot Tin Roof
(きっと誰もがリフを聞いたことある)
を寝食を忘れない程度に練習しまくり、
クラプトンでブルース小僧になったはずの僕は
今度はロカビリー坊やとなった。

圧倒的ギターヒーロー感にシビれてしまい
親に頼んで雑誌やらDVDやらを
買って貰ってはニタニタ眺めたり
親のいない隙にセッツァーの真似して
ポーズ決めながらギター弾いてみたり。

今でも1番好きで1番憧れている
最強のギターヒーロー、ブライアンセッツァー。

2016年の来日公演を観に行った時は、
目の前に現れた本物のセッツァーに
少しだけ涙が出たが、ロカビリーのライブに涙は
ふさわしくないと思い笑って踊ることにした。

アルバムの話しに戻すと
8曲目に入ってるRock this townのBSO再録ver.が
とにかく最高の6分半なのは間違いない。
家で1人だろうと車の中だろうと
オフィスだろうとどこだろうと
体を揺らしてステップを踏んでしまいそうになる曲。
まずイントロが長い。長くてかっこいいから
「なんか良さそうな曲だな」と聞いていたら
“Well, my baby and me went out late Saturday night”とはじまって
Rock This Townだったのか!!と驚く。

そしてギターソロはやっぱりずば抜けてヒーローしてる。
ソロの途中でベエ〜ンって6弦のチューニング下げたりしてて「あ、そんなのアリなんだ」っていう。

きっとこれからもずっと僕は
セッツァーへの憧れからは逃げられないんだ。

おわり。

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