今回は、理解力を向上させるトレーニングとして、料理をすることをおすすめします。

正しい知識や情報は、人生をより豊かな方向へ導くものですから、トレーニングの方法を解説する前に、"理解力"の正しい意味を認識していきましょう。

理解力とは

"知らないものを見たときに、知っているものと照らし合わせて、同じ法則を見出して統合する力"のことをいいます。

しかし、"理解力"をGoogleで調べてみると、"物事の仕組みや状況を正しく判断する能力のこと"と出てくる場合などがあります。おそらくそれは判断力のことでしょう。

このように、物事の意味や考え方などを常に検討していく行為は、脳にとってとても有意義です。なぜなら、脳の力は筋肉の力と同じように、毎日トレーニングをして身につくものだからです。

トレーニング方法

トレーニング方法は料理をするだけなのでとても簡単です。

ただし、食材ひとつひとつをパーツとして捉えて、料理という高い視点から見て完成させていきます。そのように料理をすることによって、抽象的な思考や理解力、統合する力を養うのです。

普段何気なく料理をしている人は、料理というものの認識を"理解力を向上させる脳トレ"として改めて捉えていただくければ良いと思います。

トレーニングのポイントは、レシピ通りに作るのではなく、アレンジをしたり、できればレシピを見ないで自分で考え、材料の切り方、味付け、盛りつけなども意識して工夫してみましょう。

また、料理をつくる前に、その料理の完成形（ゴール設定）をイメージすることも重要です。

楽しみながらトレーニングをしていき、色々な料理がつくれるようになる頃には、あなたの能力はかなり向上していることでしょう。