Tomahawk

ノート始めました。登山、山スキー、クライミングに関連したものが主になるはずです。山スキ…

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ノート始めました。登山、山スキー、クライミングに関連したものが主になるはずです。山スキー動画を撮りためてます。Amazon.co.jpアソシエイト参加者。 https://www.youtube.com/c/TomahawkSki

最近の記事

ロッテアライリゾート雑感

11月の立山で初滑りは済ませたものの、新しい板のテストや滑り筋の復活、そして何より新雪を楽しむため、ロッテアライリゾートへ。登山を始めてから子供がスキーを始めるまでの間、山でしか滑らず、ゲレンデに行く機会はほとんど無かったが、息子と遊ぶために「アースホッパー」を買うようになって以来、息子がいない時でもたまにゲレンデへ行くようになった。何より今は山に十分な雪が無く、滑りに行くというより藪漕ぎに行くような感じになってしまうだろうから、楽しむことが目的ならこっちが正解と思われた。

    • パウダーの森

      僕は三十三歳で、そのときセンター 122のフィッシャーに乗っていた。その極太なスキー板は分厚い積雪をくぐり抜けて下降し、沢のボトムに達しようとしているところだった。一月の冷ややかな風雪が大地を包み、ゴアテックスを着たスキーヤーたちや、のっぺりとした雪面や、ぶなの幹やそんな何もかもをフランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。やれやれ、またパウダーか、と僕は思った。 パウダーはいくつかの相反する特質をきわめて極端なかたちであわせもっていた。時として僕でさえ感動してしまい

      • 「ロクスノ」のシューズテストについて

        はじめに以前、私は「ロクスノ」はなぜつまらなくなったかという記事の中で、シューズテストにあれほどのページ数を割く必要性はない、という旨のことを書いた。 にもかかわらず、早速101号でシューズの特集が組まれているではないか! また、私の記事に対し(?)、いくつかご意見をいただいたので、それらにも触れながら、自分なりにこの特集記事について考えたい。 正直、当初そこまでの関心が無く、やる気も無かったのだが、調べれば調べるほど深みにはまり、書き終わった今となっては「実は、それ

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        • 「山スキー&ボードの集い 2023」感想

          はじめに昨年はじめての試みとして行った「山スキー&ボードの集い」の第2回目を、今年も前回と同じ諏訪の地で無事終えた。前回の参加者は約30名、今回は60名超えとなった。主催者は前回同様、かなこ氏、はっち氏(以下、敬称略)、私の3名。それぞれ会場・ケータリング、会計・その他全般、プログラム作成や司会といった役割分担は前回とほぼ同様だったが、人数が倍になったせいか、疲労度も倍くらいあった気がする。しかし、間違いなく実りのある会だった。記憶が薄れないうちに記録しておこうと思う。 会

        ロッテアライリゾート雑感

          「ロクスノ」はなぜつまらなくなったか

          はじめに私の立場 まず、これを書く自分の立場を明確にする必要があると思う。これは、あくまでも個人的な意見であり、それ以上でもそれ以下でもないということだ。というのも、私はこのような批判を展開するには、それなりに微妙な立場にある。 詳細は語らないが、公私ともにこの雑誌と微妙な関わりがあり、純粋ないち読者と言い切ることが難しいのだ。それを踏まえた上で、できる限りいち読者としての視点で書きたい。そのため、ここでは読者として入手できる情報のみに基づいて書こうと思う。 また、これ

          「ロクスノ」はなぜつまらなくなったか