Tom Farmount

Photo Shooter, Tom Farmount トム・ファーマンです。Artな…

Tom Farmount

Photo Shooter, Tom Farmount トム・ファーマンです。Artな写真、詩的な写真を撮りたいと思っております。

マガジン

  • 写真とは何か

    写真とは何か、色々な写真論がありますね。自分としては、写真でどんな表現が可能なのか、写真で表現を「創作」するってどういうことで、どういう意味があるのか、などに興味があり、色々と考えています。ご興味がありましたら、ご一読いただけると幸いです。

  • Tom's activity for photography

    Photo Shooter Tom Farmount の写真活動をご紹介するコーナーです。ご覧いただけると幸いです。

  • アサマフォトカフェ日記

    埼玉県上尾市浅間台にあるアサマフォトカフェの話題を中心に、Photo ShooterのTom Farmountがお送りするよもやま話です。

  • Tom's House Studio

    Photo ShooterのTom Farmount が運営するTom's House Studioでの話題を中心に、カメラ談義・写真談義をお送りしたいと思います。ご愛読のほどお願いします。

  • Tom's Photo Poem

    写真のイメージと詩の協奏を表現できればという試みです。ご覧いただければ幸いです。

最近の記事

軽井沢フォトフェスト2024の応募締め切り間近になりましたね。https://note.com/kff/n/n551d28ae89c2

    • 写真に文章は禁じ手か?・・写真の解釈と評価・・良い写真と文章との関係を考える。

      パーソナルワークとしての写真の評価 この写真、おそらく他の人にとっては、ただの裁縫をする女性の写真ですが、私にとっては、とても想い深い写真です。自分の母の写真だからです。 このような写真は、「ファインアート写真の見方」:福川芳朗、(玄光社)によると、「パーソナルワーク」に分類され、その評価はそれを見る者の主観によって左右され、基準が定まらないものとなります。 私にとっては「良い写真」ですが、他人にとっては、ありきたりの普通の写真かもしれないし、あるいは、人によっては、自

      • 良い写真とは何か(まとめ)

        良い写真とは何かについて、種々検討してみましたが、このあたりで、一応の結論を出しておきたいと思います。 良い写真とは何か・・その1 撮影技術と技能ここでは、以下のようなことを考えてみました。 良い写真には、 1)撮影技術の問題 2)撮影技能の問題 3)撮影センスの問題 が関係し、撮影技術や技能にすぐれ、センスの光る写真は良い写真と言われそうです。 4)被写体の問題・・決定的瞬間を捉えている写真、見たことのないレアな被写体、社会問題に関連する写真、構図や色のバランスが良い

        • 良い写真とは何か・・その4 100年残る写真の要件

          宮澤賢治・久遠の宇宙に生きる 写真とは直接関係はないのですが・・・。宮澤賢治の生き方が好きで、特に、かの有名な「雨にも負けず・・・」の詩に励まされますね。同じように励まされた人は多いのではないでしょうか。また、賢治の創った童話もその多くが名作として読み継がれていますね。 そんな賢治の本当の生き方を解説した本に出会ったので紹介します。それが「宮澤賢治・久遠の宇宙に生きる」北川前肇(NHK出版)です。 彼は、仏教の法華経に心酔し、その実践をしていたのです。自分の幸せより他人

        軽井沢フォトフェスト2024の応募締め切り間近になりましたね。https://note.com/kff/n/n551d28ae89c2

        マガジン

        • 写真とは何か
          21本
        • Tom's activity for photography
          16本
        • アサマフォトカフェ日記
          16本
        • Tom's House Studio
          7本
        • Tom's Photo Poem
          22本

        記事

          良い写真とは何か・・その3

          良い写真とは何か 「良い写真とは何か」とか、「写真の創作とは何か」とか、とずっと色々考えていて、noteにも、あ〜でもない、こうでもないと書いている。その答えは、写真家の吉田亮人(あきと)さんがその著書「しゃにむに写真家」にて示していてくれた。 吉田亮人さんの「しゃにむに写真家」 JR上野駅構内のセレクトショップに、本が並べてある。その中で、吉田亮人さんの「しゃにむに写真家」という本が置いてあった。なんだか読んでくれと背表紙が語っていたので、買ってみた。これがなかなか

          良い写真とは何か・・その3

          コロナ禍後の世界展・公開ビデオ

          2023年10月11日から11月10日まで、軽井沢エホンゴホン堂ギャラリーにて開催されたコロナ禍後の世界展の展示作品+αを使用して作成したビデオを公開します。 2023年夏、終わったことにしたコロナ禍。あちこちで久しぶりのお祭り。コロナ前に戻ったような喧騒。しかし、何かが変わった。川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。」が頭をよぎる。長いコロナ禍で何かが変わっていた。祈りは通じたのだろうか? マスク姿、リモートワークが定着。街は異常気象の灼熱地獄で日傘が目立つ

          コロナ禍後の世界展・公開ビデオ

          第2回軽井沢フォトフェスト 公募開始

          【第2回 軽井沢フォトフェスト2024 募集スタート】 募集期間は2023年11月1日から2024年1月31日までです。 今回は撮影エリアが拡大し、軽井沢町・御代田町・小諸市・東御市・嬬恋村、長野原町・佐久市、安中市のエリアにて撮影された作品が応募できます。作品の撮影期間は2023年1月1日〜2024年1月31日までです。皆様の多種多様な写真を募集しております。写真の楽しさ、魅力を伝え、軽井沢に集いましょう。詳しい応募要領は、こちらからご参照ください。https://www.

          第2回軽井沢フォトフェスト 公募開始

          写真展:コロナ禍後の『NOW』 開催のお知らせ

          2023年10月11日(水)〜11月10日(金) 長いトンネルを抜けると‥‥ 絶望?それとも希望?決めるのはあなた 写真展:コロナ禍後の『NOW』のご案内 会期:2023年10月11日より11月10日    火曜日は定休日です。 会場:エホンゴホン堂ギャラリー(軽井沢) 入場無料 アクセス: イベント:蒼井大地コンサート:2500円 ワンドリンク付き 11/4 :Tom Farmountとともに写真と音楽のコラボユニット(PhotoCello)を結成している蒼井大地さ

          写真展:コロナ禍後の『NOW』 開催のお知らせ

          「写真の創作」って何?(12)・・・写真の悲劇とphotographの希望・・・「写真」は「copy」で「photograph」は「build」・「compose」?

          写真の創作物としての価値 素朴な疑問・・写真は創作物として著作権法で保護されるものの、我が国においてその価値は、他の創作物より低くみられているのではないか? そうだとすると、それはなぜか? 写真が創作されるものであることは確かであるが、その創造性や価値につき、やや疑念が生じてくるのは、「写真」という言葉に起因するように思えてならない。「写真」はその名の通り、写すであるから=「copy」ということになる。一方、写真家サム・エイベル氏は、「photograph」は「build

          「写真の創作」って何?(12)・・・写真の悲劇とphotographの希望・・・「写真」は「copy」で「photograph」は「build」・「compose」?

          御苗場2023

          御苗場とは・・“自分の未来に苗を植える場所” 写真表現が楽しくて、その可能性を探っています。8人のコネクターのみなさんからアドバイスをいただけるというポートフォリオ・レビュー形式で、御苗場2023が開催されるとのことで、参加してみることとしました。 コロナ禍を経た「now」今 を表現するというのが今回のテーマです。 御苗場の募集を読んだのが7月はじめで、このテーマの作品を作るには8月の開催までに間に合わないと思い、最初は参加しようとも思わなかったのですが、軽井沢フォトフェ

          「写真の創作」って何?(11)・・・写真の創作性を著作権法から考える:その2

          写真の創作のための要素・・判例(1):「カタログ写真事件」 「写真の創作」とは何かを明らかにする試みとして、このシリーズの記事は第11回目となりました。そこで、第1回でのアプローチ、著作権法の下ではどのように考えているのか、に再度戻り、検討を続けてみることにしたいと思います。  一般論として、一般の方の写真についての平均的な認識は、「写真は著作物であり、著作権法によって保護される」という感覚ではないでしょうか?  第1回目で取り上げた「カタログ写真事件」知財高裁 平成1

          「写真の創作」って何?(11)・・・写真の創作性を著作権法から考える:その2

          軽井沢フォトフェスト2022~2023

          軽井沢での公募写真による野外展示の写真展、野辺地ジョージ氏を総監督として開催した軽井沢フォトフェストが5月14日に無事終了しました。4月1日に開会してからの一月半に及ぶ会期にたくさんの方々に観覧していただきましたこと、実行委員の一人として感謝申し上げます。 軽井沢で初めての大規模な野外写真展、軽井沢町、観光協会、商工会、各地区、町の内外のボランティアの方々、そしてフジフィルム様他、多くのスポンサーの皆様(本記事の最下欄に掲載)に支えられての実施でした。関係していただいた皆様に

          軽井沢フォトフェスト2022~2023

          「写真の創作」って何?(10)・・写真をbuildする・・Sam Abellのワークショップを経験して・・「写真は引き算」を乗り越える

          写真の創作への試み  写真の創作とは何?という疑問を抱き、シリーズとして投稿している。それは、写真は被写体を単にコピーしているだけに過ぎないのではないか、という疑問が拭えないからである。判例等によれば、構図をどうするか等には創作性が認められるため、写真もまた著作権法上の「著作物」であることは間違いないことですが・・・。 とはいうものの、目の前にある被写体を写し撮るということが「写真の創作」なのか、自分はカメラを使ってそれをコピーしているだけに過ぎないのか。そんな感覚はどう

          「写真の創作」って何?(10)・・写真をbuildする・・Sam Abellのワークショップを経験して・・「写真は引き算」を乗り越える

          KFF 無料セミナー サム・エイベル / SAM ABELL 「写真人生」“PHOTOGRAPHIC LIFE”  4月14日 19:00 ユニオンチャーチ https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-sam-abell サム・エイベル https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/mail/ptm/060519.html

          KFF 無料セミナー サム・エイベル / SAM ABELL 「写真人生」“PHOTOGRAPHIC LIFE”  4月14日 19:00 ユニオンチャーチ https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-sam-abell サム・エイベル https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/mail/ptm/060519.html

          井津建郎さん、井津由美子さんの無料トークショーです。日程は、4月13日 軽井沢ユニオンチャーチにて https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-yumiko-izu-kenro-izu 井津建郎さん https://imagingplaza.fujifilm.com/tokyo/gallery/34/index.html 井津由美子さん https://bijutsutecho.com/exhibitions/6040

          井津建郎さん、井津由美子さんの無料トークショーです。日程は、4月13日 軽井沢ユニオンチャーチにて https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-yumiko-izu-kenro-izu 井津建郎さん https://imagingplaza.fujifilm.com/tokyo/gallery/34/index.html 井津由美子さん https://bijutsutecho.com/exhibitions/6040

          ジェーン・エヴリン・アトウッド / JANE EVELYN ATWOOD https://bijutsutecho.com/exhibitions/9720 をご存知ですか? 軽井沢フォトフェストにやってきて、無料のトークショーを開いてくれます。4 月12日 https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-jane-evelyn-atwood

          ジェーン・エヴリン・アトウッド / JANE EVELYN ATWOOD https://bijutsutecho.com/exhibitions/9720 をご存知ですか? 軽井沢フォトフェストにやってきて、無料のトークショーを開いてくれます。4 月12日 https://www.karuizawafotofest.jp/events/kff-guest-speaker-jane-evelyn-atwood