最近話した人
何人かが
同じことを言っていた
それがぼくへのメッセージであるようにも感じた

若い頃や
遠い昔に経験した
苦労や辛かったこと
思い出してみようにも
もうその大変なことは
忘れてしまったんだって

覚えているのは
楽しかったこと
嬉しかったこと
その喜びを
昨日のことのように笑いながら
話してくれた

そしてこうも言っていた
大変だったことのほうが
良い思い出になっていると
そこから得たことや
成長できたことの方が
大きいってことを
それがなかったなら
今の自分はないと
少し誇らしげに
話してくれた

そうか
時の中でその人は
とてつもない苦労でさえも
生きていく力に変えて
そのお陰と言える未来を生きた

だから過去に辛い思い出など
存在し得なかったんだ

未来が過去を変えたんだ
未来は今や過去に影響を及ぼせるんだ

だから今をどう生きるかで
常にぼくらはすべてを変容させていけるんだ

そして
神の叡智や助力というものは
本当に苦しみ救いを求めた時にこそ
差し伸べられる

だから暗闇に光が射すように
ぼくたちには決して見捨てない眼差しがあり
逆境でこそ奇跡のようなことが起こるんだ

ぼくもいつか
今という時を
懐かしく振り返る日が来るだろう

その未来には
どんな苦しみも悲しみも
慈愛に満ちた眼差しで
思い起こすんだ

その眼差もまた
ひとりだけのものではなく
いつも寄り添っていた
いつも寄り添っている
大きな眼差しと共に
見つめているんだ

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明日もあなたに良いことがありますように♪