T's Graphic Dialogue

IT企業で人材育成を担当する傍ら、社内外のカンファレンスやワークショップなど対話を育む…

T's Graphic Dialogue

IT企業で人材育成を担当する傍ら、社内外のカンファレンスやワークショップなど対話を育む共創の場で活動中。(年間30回以上)楽しく想いを伝えあえるあたたかい場作りを目指しています。グラフィックカタリストは、グラフィックレコーディングを通じて対話の場を育む触媒としての役割を指します。

最近の記事

[グラレコ]SDGs100人カイギ

ゆるやかなつながりを生むコミュニティ、100人カイギをご存知ですか? 100人カイギとは?会社、組織、地域に”身近な人”同士のゆるいつながりを作るコミュニティ活動です。 ルールは簡単。 ・毎回、身近で面白い活動をしているゲスト(基本は5名)の話を聞く ・ゲストが100名に達したら解散する 港区からはじまって60地域にまで拡がっています。(2022.1現在) また、地域だけではなくテーマ別、コラボレーションと拡がっています。 コラボレーション100人カイギの1つ、SD

    • 俯瞰して見る(プロセス②観察) の巻

      対話の2番目のプロセスである観察ですが、 観察とは(デジタル大辞泉より) 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。 とあります。 対話においては、人の言動に対する変化を第三者視点で よ~くみることを指します。 よ~くみるといってもどのような変化を見ればよいか? 注意してみていることとして 言葉、表情、想い、熱量、ジェスチャーですね。 それを映画のワンシーンのように切り取てグラフィックに 落とし込みます。 ポイントとしては、相手に興味を持ち、問いを投げかけること

      • オンラインでの対話 の巻

        新型コロナウィルス感染予防の観点から、三密を避けるためにテレワークが推奨され、急速に広がっています。 下記調査によると関東圏では3~5割近くがテレワークを実施しています。業界や職種によってできる/できないはありますが、この数か月で確実に増えていることは確かです。 テレワークを進めるうえで、オンラインでの対話が大切になります。 オンライン会議やワークショップ、セミナー、飲み会など様々な場面で オンライン化が進んでいます。 そんなオンラインでの対話のノウハウをまとめてみまし

        • [グラレコあるある四コマ_その5]エモいにひと手間

          グラフィックレコーディングでは、よく話し手の表情を描きます。喜怒哀楽様々な表情は、一瞬一瞬を切り取った写真のように、その場の雰囲気を描きだすことができます。 そんな表情をどのように描くか?ですが、Graphic Catalyst Biotopeタムカイさん考案のエモグラフィがすごい参考になります。誰でも簡単に100通りの表情が生み出せるすご技です。 もう一つ参考になるのが、漫画です!様々なキャラクターが見せる表情ってすごいと思いませんか? ちびまる子ちゃんのガーンの線と

        [グラレコ]SDGs100人カイギ

          [グラレコあるある四コマ_その4]壁を乗り越える

          グラレコには、いろいろな壁があります。 物理的な壁が!! 前回の記事(プロセス①準備)で書きましたが、会場の下見で重要なのが、壁の質感(材質)なのです。描き味だけでなく、会場でフィードバックしたり、シェアしたりする際も気持ちよくありたいものです。 壁紙 ホテルなどラグジュアリーな環境に多い。マスキングテープだと剥がれやすいので、養生テープで留めることをお勧めする。ぼこぼこするとので、多少の描きにくさもある。 つなぎ目 会議室に使用されるところに多い。模造紙のサイズ

          [グラレコあるある四コマ_その4]壁を乗り越える

          段取り8分(プロセス①準備) の巻

          段取り8分なんて言葉もありますが、何事においても準備は大事です。 ほぼそれで決まるといっても過言ではありません。 グラフィックレコーディングにおいても、準備をしっかりしてから望みます。対話の場においてどのような効果狙いがもてるのか?を確認するためにもしっかりと運営側と一緒になって進めることが大事です。 また、会場の下見も大事です。デジタルでやるのか?アナログ(模造紙orパネル)でやるのか?会場の形態や機材の状況にもよりますが、より効果が発揮できる方法をこちらから提案したり

          段取り8分(プロセス①準備) の巻

          [グラレコあるある四コマ_その3]創造の先にあるもの

          グラレコをしていると、「漢字が思い出せない…」とか、「イメージが浮かばない…」ことがあります。活字を書く機会が減っていたり、年齢によるものなのか…。聞きなれない言葉や概念的なものを絵にするときなどによくあります。 そんな時、漢字を忘れた場合は、カタカナで書きます。イメージが浮かばない場合は、スマホでググります。(キーワード␣イラストで検索) でも、近い将来、スマートグラスで漢字やイラストを表示したり、何色にも対応してくれるスマートペンを使って、グラレコするのかもしれません

          [グラレコあるある四コマ_その3]創造の先にあるもの

          [グラレコあるある四コマ_その2]シロでもクロでもない世界

          世の中には、シロでもクロでもないあいまいな領域”グレーゾーン”が存在します。そんな、”グレーゾーン”、グラレコ界隈にも・・・。 グレーのペンは、何かと重宝します。VUCAに表わされるように不確実な時代において、課題、問題、悩み、ネガティブな発言などあいまいでもやもやしたことがたくさん溢れています。そのような状態を表現するのによく使うのがグレーなのです。また、グレーで影を入れると、立体感がでる小技で使えます。そんなわけで、グレーを消費することが多いので、インクの補充や替え芯の

          [グラレコあるある四コマ_その2]シロでもクロでもない世界

          [グラレコあるある四コマ_その1]人はまちがえるもの

          グラフィックカタリストの日常グラレコあるあるを四コママンガでお届けします。(不定期) グラフィックレコーディングをしていて、よく言われるのが、「まちがえたらどうするんですか?」ペンで大きな模造紙に一頭入魂のごとく描きあげるイメージがあるからなのか?いやはや、よく誤字あります。(加齢とともに、増える傾向…)そんな時は、ジャジャジャジャーン「タックラベル」!!(大山のぶ代ドラえもんの声で)まちがえた箇所にペタッと貼って、描き直します!なので、グラレコする時は、マストアイテムなの

          [グラレコあるある四コマ_その1]人はまちがえるもの

          対話の大切さ の巻

          なぜ、対話をするのか?対話には、自分自身に対するもの(内省)から相手がいるもの(1対1)、複数いるもの(1対n)までいろいろあります。 『他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論』(著:宇田川元一)で 対話とは、一言で言うと「新しい関係性を構築すること」です。 対話とは、権限や立場と関係なく誰でも、自分の中に相手を見出すこと、相手の中に自分を見出すことで、双方向にお互いを受け入れあっていくことをを意味します。 とあります。 まさにその通りだなと腑に落ちました。何か

          対話の大切さ の巻

          noteはじめました の巻

          なぜ、はじめたのか?今まで人材育成や組織開発、共創等、様々な対話の場を経験してきて、 考えたこと、気づいたこと、学んだことをきちんとアウトプットすること をしてきませんでした。(単に、やりはじめるまで時間がかかる性格なだけ…)ただ、経験を学びに変えるステップとして、きちんと可視化することって大事だなと思い、(頻繁にだと続かないので)ゆるりと書いていきます。 主にどんなことを書こうと思っているのか?グラフィックレコーディング※を通じて、対話の場で参加者の理解や気づきを促進する

          noteはじめました の巻