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傾聴はむずかし

おじさんになってきて分かってきたこと、
人は自分の話をしたがっている。
他人の話にはそんなに興味がない。

普通の会話だけじゃなく、仕事でも
結局は自分の意見を言いたがっている。
正しいかどうかとか、適切かどうかとかではなく、
他人の話を最後まで聞くことは難しいらしい。

自分もそうなんだなと最近思うし、
知人から相談を受けた時でさえ、
話を最後までは聞きつつも、自分のアドバイスを
言いたくなっている。

「悪魔の傾聴」という本を読んで、
その思いが確信に変わった。
人間関係を良くするとか、人から話を引き出すとか、
目的があるなら、こちらの話はしてはいけないそうだ。

別の普通の飲み会でそんなことまで意識しないでもいいかもしれないが、
何だか話しすぎている気がするとか、
他人の話題を聞いていながらも、関連することから、
自分の話に持っていっていないかとか、
思い出すとやってしまったなと思うことばかり。

結構聞き上手と思っていた時期もあったけど、
上司、先輩ならまだしも、同輩や後輩になると、
顕著に出てくる傾向が思い出された。

自分の話をするのは、やめにして、
人の話を聞こうと思った。

noteという、この場だけで、
自分の思いは発散してしまおう。

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