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自分への「レッテル」を剥がしてセルフイメージを整える

私は、コツコツ物事を進めるのが得意だ。
影となり、縁の下の力持ちとして仕事をするのが好きだと思っていた。
うさぎとカメなら、カメタイプ。
「丁寧にやる」、質にこだわる仕事も、自分のポリシーだったりするけれど、その、コツコツや丁寧さは、目立たない。
「それでいい、それでいい、誰かの評価のためにやっているわけでない・・・」
自分がそれを客観的に見て認めてさえいれば・・・と思っていた。

一方、私と同じ仕事を任された同僚は、私のコツコツ仕事にはあまり自分から手を出さず、自分の好きな目立つ仕事、アピール出来る仕事をしていた。
私は、同僚の良さを活かせてよい仕事だと感じていた。

そんな、ある日、同僚から、
「私は、人前に出る仕事よりも、コツコツしている、誰かを支える仕事が向いているよね。」といわれた。

コツコツ仕事も好き、目立たなくて支える仕事でよいと思っていたけど、
何故か他人から言われるとモヤモヤ・・・する。

そのモヤモヤを紐とくと、縁の下の仕事も好き、だけど、自分で考え作り上げて、自分のアイディアを人前にだせる仕事をやってみたい自分もいる、ということに気がついた。

コツコツ目立たなくていい、縁の下の力持ちで良い=「それが私」なんだと自分にレッテルを貼ってセルフイメージを作っていたのは私だった。

それから、自分に「本当に?」と問い、逆説でも自分を見るように心がけている。

・自信がないと落ち込むときは、「本当に?」出来たことで自信を持てることはないか?

・こつこと仕事、目立たなくてよい、縁の下の力持ちでよい、「本当に?」人前の発表や準備で楽しんでいたこと、できていたことはないか?

・怖がりで決断できない自分を見つけたときは、「本当に?」転職活動など自分で決断して方向性を変えたことはなかったか?

物事の側面は両面あると思う、出来なかった、駄目だった、劣っている・・・そう思えばそうかもしれない、でもそうでない見方もできる。

もし、自分のレッテルで苦しんでいる人がいれば、是非、自分自身で、
「レッテル」剥がしをしてほしい。
そうすることで、セルフイメージも変わっていくし、「自分」への見方が
バランスのよいものになると信じている。

出来なかったことだけではない、十分やれてきたこともある、自分の良さはたくさんあるんだ。

私は、自分でつけたレッテルを1枚1枚剥がし、上書きしながら、これからの人生を生きていく。そう決めた。

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