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変な時間に起きた。最近読んだ本。

え~。おはようございますと言っていいのかわからない時間ですが(笑)タイトルの通り、2時半という変な時間に起きました。ん~。まあ、睡眠不足というわけではありませんが……。昨日は20時に寝てしまったから(笑)

まあ、焦りはありませんよ。どうしようと思って、note書いています。なんか話題ないかなあ~と先ほどまで考えていたのですが。

え~。じゃあ、先日、読んだ「熊と踊れ」という小説の感想。ちょっと、話題がそれるのですが、僕は無類の本好きでして、おでかけするのにも、かばんに本がないと落ち着かないわけで。子供の頃から、本は読んでいました。三つ子の魂百までですね。

特には、小説、歴史、ちょこっと哲学、心理学がお好みです。大学時代には一年で百冊は読んだかなあと思います。

で、「熊と踊れ」に戻りまして。

えっと、「熊と踊れ」はスウェーデンの小説です。少し、あらすじ。この小説の冒頭では、回想から始まります。厳しい労働者の父から、3人の息子達が「暴力」を受けます。そして、いじめられた子に対して、「拳を握って」と、「暴力」を振るうことを学びます。また、子供たちの母に対しても、「暴力」を振るいます。その子供たちが大きくなって、銀行強盗をする話。

ふむ。感想としては、父と子達の確執と、また「血」の怖さを感じます。父を嫌悪しながら、いつの間にか「暴力」に囚われた長男の生き様を描いています。「暴力」は僕たちにも無縁ではありません。今、日本のどこかで、暴力事件が起こり、また殺人事件が起こっていると思います

「誰かを殺したくなった」という感覚にもなったという人も多くいるとも思います。どこか自分の心の奥底で「暴力性」はあって、人間性のどこかであるのかもしれません。

ユダヤ教の「カインとアベル」の話や、ギリシャ神話の「ゼウス」なんかも暴力的なものを感じます。また、ナチズムでも、「国家としての暴力」です。

でも、実際、「暴力性」を持つのと、「暴力を振るう」のは違いますよね。そこには「自分のモラル」、倫理、道徳があり、暴力を振るいませんよね。

でも、両親から「暴力」を受け継ぐという「怖さ」をこの小説から感じました。

父親から「家族の血」の怖さを知り、日本の古来の「血」というものにも通じる事があると思います。

これ以上の話は読んでからのお楽しみということで、あまり多くは語りませんが、心理的にはものすごくリアルに描かれています。また、読みたくなったら是非。

そんなこんなでも30分。また寝ますね。おやすみなさい。

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