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月4万円で複数の家が持てる!?

そうきたか!

シェアハウスやコワーキングスペースのいいとこ取りしたようなサービスが
この4月から始まる。
家賃でなく、サブスクリプション(定額制)として複数の物件を自由に使える、住めるサービスらしい。
地方の空き家や遊休別荘がその対象となり、リノベーションして貸し出す。
「多拠点コリビング」と言うそうだ。
驚くことに月額4万円には家具、Wi-Fi、光熱費、アメニティー、清掃費を含むとのこと。契約者は個室を確保しつつ、共有のリビング、キッチンを利用することができる。

なんとステキなサービスだ!
まずは首都圏近郊からスタートする。
千葉の房総や神奈川/鎌倉、南伊豆、群馬、福井、徳島、鳥取などが
第1期の物件として提供される。


インターネットがあればどこでも仕事ができる時代。
そこに1アドレス、1ホームの概念はなく、
好きな場所で働き、暮らしていく。

かたや、
空き家問題は地方経済を悩ましている。


そこに目を付けたのがこのサービスというわけだ。
まさに現代の消費構造を具現化した姿である。
 「好きな場所で仕事をしたい」(需要)
 「空き家を何とかしたい」(供給)
うまいマッチングビジネスである。

月4万円の出費で複数拠点を使えるというのも
このサービスの興味が沸く点だ。
都内、いやいや近郊都市でも4万円では住めない。
光熱費にインターネット、掃除まで込みときた。。
こんなおいしい話がほかにあるのだろうか?
地方に住みたいが1か所に縛られるのは嫌だという
深層心理にも入り込んだ点が評価できるのではないだろうか?

2030年迄に「会員100万人、拠点20万軒」と
大きな目標を掲げている。
しかし今、
日本の空き家件数は2000万軒と言われており、
これでも全体の1%に過ぎない。
恐れいる目の付け所だ!

この興奮をこうして文章にしているが、
既に2匹目のどじょうを狙う企業もいるとか。
地方創生と相まって、しばらくこの話題に注視したいと思う。

なんだか楽しいミライが見えてきたではないか。
頑張れニッポン!


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