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幸せかどうかなんて意味がない『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』

タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。

最近読んだ、おススメの本を紹介します。

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』

89歳、精神科医の中村恒子先生が、人生でうまくやる方法を

関西弁で語っています。

この本を読んで強く感じたことは、「私も年をとった時に

こういうおばあちゃんになりたい!」ということ。

「死ぬまで、働く。」の著者、池田きぬさんもそうでしたが、ご高齢でも元気に働いて周りに元気を与える、そんな風に年を重ねたいと思わせてくれる人達です。

中村さんのこの書籍を読むと、

「これからの人生、さらに楽しく」「がんばるぞ」と意気込んでいる私のような40代~の人が、ちょっと息抜きしてもいいよねと思えます。

「幸せでなければいけない」と思わないほうが幸せ、よけいな荷物はおろしていく:幸せかどうかなんて、対して意味がない。たいていの場合、幸せかどうかは、他の誰かと比べて、自分はどうかと考えている。収入の額学、子供の学校、何を食べたとか、そんなことで幸せを判断してたら、キリがない。

与えられたことを当たり前に思わない:何かをしてくれたことを当たり前でないと考えて生活できると、ちょっとしたことに感謝できるようになる。与えられること、思い通りになることはあたりまえではない、そんな風に考えるクセをつけて人とつきあっていくと必要以上に悩んだりしなくてすむ

その人と付き合うべきか、離れるべきか、答えはすぐに求めなくていい:人から嫌なことを言われたら「家で何かいやなことあったんだろうな」くらいに思って、都合よく受け止めよう。なんでも重く受け止めると、しんどいだけ。

先のことは心配してもわからない。目の前のことだけでいい:不思議なもんで、目の前のことを片付けようとあれこれやっていると、ちょっとした心配事はすーっと消えていく。暇してるとどんどん悪いことを考えてしまうもんだ。

しんどい思いはあとからいちばん大事な経験となる:しんどいことを経験することは、「新しいものの見方」を学ぶ時期でもあるということ。本来、人間はたくましい生き物。

「自信がない」は悪いことじゃない:自信とは、できないことが1つできると1つ増えるもの。急ごしらえの自信がいちばん危ない。大事なことは、自信をつけるよりも、自分の性格や好き嫌いをちゃんと把握しておくこと。

仕事の質は中途半端でけっこう:完璧を目指して挫折するより、不細工な形でも続けることが大切。

家庭の平和が何においても一番。それさえ守っていればOK!:親の理想が高くてあれもこれもできない、と悩むより、親がニコニコきげんよく子供のそばにいてあげるほうがよっぽど子供の成長には大切。

孤独死、大いに結構:死に方をあれこれ心配してもしかたない。一人で死のうが、病院で死のうが、人間らしく穏やかに死ねたらそれで充分やと思う。

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