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留学中に被災しないとも限らない。どう備える?

2020年9月17日21時41分(日本時間22時41分)台東県を震源としたマグニチュード6.4の強い地震が発生しました。私の住んでいる高雄では震度4を観測。私はアパートの2階でしたので、ぐわんぐわんと揺れながらも靴を履き、帽子をかぶり、スマホとモバイルバッテリーを手に取り、しゃがみこんで地震が収まるのを待つことができました。体感では横揺れ、結構長い間揺れていたように覚えています。正直にいうと、かなり怖かったです。
そう、災害とはいつ何時どこででも起こる可能性があるのです。正規留学生とか、交換留学生、駐在員の方はきっと所属先が管理をしてくれると思います。しかし、自由気ままに台湾にやってきた語学留学生はどうでしょうか?語学中心によると思いますが、うちはきっとそんなサポートないな・・・と思い対処方法を考えました。

まずは留学保険に入りましょう

みんな入っていると思いますが、まずは留学保険に加入しておきます。できれば事前に「病気になったり、けがした場合どうするのか?」などの保険の条件や連絡先をしっかり読み込んでおくのが良いと思いますが・・・最悪、オフラインで見える状態にしておきましょう。保険に早めに入ると紙媒体が送られてきて、留学時に帯同できると思いますが、出発日当日にも加入することはできますので、その場合PDFの保管でもよいと思います。ここでお金の安心が手に入ります。

安否を確認してくれる人を見つける

私は台湾に知人がいて、その方が家を探す手伝いをしてくれたり、携帯契約を手伝ってくれたりしましたが、今回も地震直後に「大丈夫?」と電話をくれました。非常にありがたかったです。台湾人じゃなかったとしても、クラスメイトとの縁を大切にしたいなと思います。(本来こういう時に限らずだよと突っ込まれそうですが)

情報収集を考えておく

台風11号が台湾に上陸するのでは・・・となって、私は2つのtwitterアカウントをフォローしました。

一つは台湾の消防署。中国語での情報と外国人向けに英語情報を流してくれるのでありがたい。

もう一つは停班停課最新通知。これも台風の時に情報が欲しくてフォローしましたが、地震情報も流してくれるのでありがたい。
日本だと大きい地震があった時テレビつけると結構全局地震の情報を流すじゃないですか。台湾で地震の時にテレビつけたけど地震情報流しているところ見つかりませんでした。うちがケーブルテレビを契約してて何チャンネルもあるから見つけ切らなかっただけかもしれませんが・・・とにかくギャップを感じました。

避難先を調べておく

先ほどもTwitterでフォローしている内政部消防署のホームページの方で住んでいる地域の避難先が確認できます。

https://www.nfa.gov.tw/cht/index.php?code=list&ids=82

台湾の北部か、南部か、市はどこか区はどこか・・・と進んでいくと見えるのですが、里というのが難しい。自分が住んでいる住所の名前とはちょっと異なったりするのです。私は1個1個クリックして開いてみては自分の住んでいる所と違うを繰り返し8割程度開けたところでたどり着きました。
せっかくたどり着いたのに、地震の時は空き地か公園に分散して避難的なことが書いてありました。避難所が開設されているかは当該ページのQRコードから確認できそうな感じ。そして行く前に電話連絡ってちょっとハードル高い・・・けど調べておくとよさそう。

ローリングストックを見直しておく

台風11号で食料品と水はローリングストックを実施中です。ローリングストックとは防災用の食品(レトルトとか水とか)を日常に使いながら、減ったら追加するという防災法。
 ・パイナップルケーキ(中秋節もらってた)
 ・ラーメン
 ・その他スナック菓子
 ・水6L
なのですが、パイナップルケーキが減っているのでそれらしきものを追加、そして缶詰の食料品も少し買っておこうと思います。

スマホとモバイルバッテリーの充電に気を付ける

スマホなかったら、私、たぶんやばいです。連絡取れないし、情弱になるし、そもそも避難所までたどり着けない可能性が・・・なのでなるべくスマホの充電を切らさないようにします。あとモバイルバッテリーの充電もこまめにチェック。

今後の余震に備えて今できることをする

例えばなんですけど、停電したら洗濯できないなと思って本当は明日の予定だったけど1日早めて洗濯するとか、買い物明日行こうと思ってたけど今日行っておくとか早め早めの行動を心がけています。 
後、徒歩で自宅に帰れる距離にしか行かないっていうのも重要かもしれません。私だと半径2km~3kmくらいです。それに合わせてなるべくスニーカー移動です。

家族に自分の行動指針を連絡しておく

私は日本に家族を残して、単身でこちらに来ているので、何かあった時にどう自分が行動するかを日本の家族に話しています。後、日々の予定「ここに行くよ~」ってやつを言っておくのも重要ですね。

安全に、留学生活を終えたいですね。

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