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【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.66】2023年12月の目標

こんにちは!

毎月、月初は息子の今月の目標を記載して、自身への備忘として、残しておこうと思います。

基本的には、常にフットボールの原理原則(フィロソフィー)に沿っています。

さて、今月の目標は以下の通りです。

①サッカーを楽しむ

これは根本としている点です。それには親の言葉の投げかけもこれを前提にすべきと、戒めを込めて、毎月もっとも大事なポイントに据えています。

好きこそものの上手なれ。結局、好きで好きでたまらない選手が上達していっています。

②ボールを保持した時に敢えて動き過ぎない

息子のプレーを見ていると、ボールを自身が保持している時には常に「動」の状態です。

せわしなく、プレーをしており、結果的に相手に距離を詰められて取られるというケースが見受けられます。

遠藤保仁選手を見ていると、動ももちろんありますが、正で全体を見ながら、サッカーをしています。

息子のプレーの中には「歩きながら」のドリブルであったり、「止まった状態でのボールキープ」という選択肢がまだ存在しないようです。

止まった状態、歩いた状態、少し走った状態、トップスピードの状態を使い分けて、メリハリのあるプレーを選択できるようになると、プレーの幅が広がると考えています。

③ボールに執着する

以前、風間八宏さんの特集を見ていた時に、ボールを大事にする選手こそ、上達すると仰っていました。

私は熱心な風間信者なので、この考えのもと、強化を図りたいと考えています。

さて、その際ですが、ボールに執着するというのはいくつかの意味に分けられます。

まずは自身がボールを保持している状態。この時には相手に簡単に取られないということです。

相手に取られないようにするには、上手く体や腕を使い、相手の足が届かない位置に、ボールを置いておくことが重要となります。

この点を向上してほしい思いがあります。

次に相手のボールになった局面です。サッカー用語で言うと、ネガティブトランジション。

この際には相手に猛烈なアプローチをかけ、瞬時にボールを奪回するような守備を求めたいと考えています。

また、一度引き離されても、二度三度執拗に追いかける、と言う点です。

良い攻撃は良い守備からと言いますが、良い守備の定義を自分なりに解釈すると個人能力としては上記の点だと理解しています。

④ボールを受ける前に目線を外す

風間さんの書籍の中で、メッシのボールのもらい方に関しての記載がありました。それはメッシはボールをもらう際に、ボールが自分に来るまでに、目線をボールから外し、周りをギリギリまで見ているそうです。

ボールが出してから離れた後は、基本的には軌道を変えることはなく、相手がその前にカットするとしたら、それはあくまでも出しての責任だということです。

一瞬、軌道やスピード、回転を見れば、ある程度の予想がつくので、その間にボールが近くに来るまでは周りを見ることは理に適っています。

今年、いくつかのプロのクラブの練習を見学に行きましたが、この観点で選手を見ていると、プロ選手であっても意識している選手は少ない(ほとんどいない)印象を受けました。

先日、サッカークリニックに神奈川県の強豪チームであるバディーSCのコーチの方のインタビューがありましたが、このボールを受けるまでの間に「観る」点が記載されていました。

子どものうちから、この点を意識するのと、しないのとでは大きな差が出ると感じます。

こうした、ポイントを設定しておくことで、ゲームの際のビデオでの振り返りにおいて、注目するポイントが明確になります。

また、トレーニングで日頃から意識するポイントも明確になります。

この様な目標を立てるにあたっても、1ヶ月トータルの動きから、必要なポイントを明確にしています。

撮ったビデオの活用をもっと、有効利用することがジュニアの育成でも重要だと思います。


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