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答えはすでに用意されている

企画書を長く書いていると
請負仕事の多くは
すでに最初から存在する
企てを達成するために
制作するものであると気づいていました。

企画書には
必ず裏付けのページがあって
そこに記載されてものは
リサーチとか専門的な分析の結果から
導き出された方向性を踏まえたものだと
信じていませんか?

例えば
仮にリサーチと分析の結果、
跡地は子どもの広場にすべきだと
企画書で主張しても
最初のオーダーになければ…却下。

それとは無関係に
マンションが立ち並ぶわけですね。

依頼主が建設会社なら
意図しない結論は求められません。

地域社会はマンションを求めている。
マンションこそが発展の起爆剤。
マンションは幸せを増大させる。
子どもたちは
広場よりマンション生活を求めている。

すでに決まった結論を
媚び笑いのように応援するような仕事は
もう、したくないな。

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