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2024年の消費傾向

新型コロナウィルスの影響も落ち着き、コロナ前の生活に戻ると思いきや、全く新しい時代が始まっている。

まず人々の傾向としては、コロナ禍からの影響なのか、人は常に何かしらの不安を感じている。
物価高騰や経済の伸び悩み、年金問題、少子高齢化・・・挙げ出すとキリがないくらい、不安の種は多い。
それらに不安を感じてるのは、マスコミの影響が大きいだろう。
ポジティブな報道はドジャース大谷選手の話以外は無いのではないかと思うくらいネガティヴ報道ばかり。

不安真っ只中に新NISAがスタート

不安に感じている国民を見事に誘導するかの如く始まった制度。
何故か最高値を更新する株式市場。

不安への煽りは某大臣が言った「2000万円問題」の年金問題発言くらいから始まり、コロナ禍で緊急事態宣言、物価高騰・・・もう洗脳ちゃうかと思うくらいの扇動としか思えない。

将来の不安を少しでも解消するために運用やら資産形成なる言葉が蔓延る。
政府が推奨し多数がやり始めると、それが正義かのようになる。

昭和中期に貯蓄が正義になってた時期はあるが、それは高度成長期だからこそ経済が成り立っただけ。
貯蓄が運用と言う言葉に変わったところで、内容は同じ。

運用が間違ってるとは言わないし、止めろとも言わない。
資産が増やせて将来が安定するなら、やった方がいいかもしれない。

でも、先を見据えると「本当にそれで大丈夫か?」と個人的に不安になっている。
個人資産とかではなくて、日本として見た時に。

資産運用がメジャーになればなるほど、経済は回らなくなる。
運用と言う形で手元から現金が出ていく。
消費では無いが、出ていくことで経済が回ると勘違いする。
そのお金、最終的にどこに行くねん!?

お金の行き先の変化

資産運用は一端にすぎないが、それも含めて、お金の行き先が変わっている。
本当に必要なものにしか使わない。
別に今まで無駄遣いしていたわけではないが、不安解消するために我慢出来る範囲が増えている。

あったら便利やなぁと思っても、無くても何とかなるって少しでも思うと、我慢出来る。
衣食住の全てにおいて優先順位が消費では無くなっている。

これからの中小企業は特に苦しくなってくるだろう。

2024年からどうする?

少し前まで「映え」を差別化として広報するのが広まり、承認欲求や自己肯定感なる言葉も出てきて、それが王道となっていた。
しかしその「映え」も当たり前になりつつある。

心に響かせる方程式
「映え」➕エッセンス

これがこれからの方程式。
例えば「美味しい」
食べ物を求める上で「美味しい」は基本装備。
美味しくない、不味いなんてのはありえない。
「美味しい」上に「だからどうなる」まで加えて、初めてエッセンスとなる。

美味しく食べて、健康になる。
健康と一言で言っても、元気になる、疲労回復、美容、腸活とジャンルも多彩。
エッセンスとするには、「美味しく食べた先にどう言ったものが得られる」と言ったとろこまで加え、商品が成り立つストーリーを作ることにある。

「サウナ」+「ととのう」
→自律神経が働いて血流が良くなる、疲労回復、快眠、メンタル向上など

写真が映えたら良いなんて単純な広報やってると、取り残されていく。

ストーリーを作って、適切な媒体と方法で伝える。
そうする事で、人の欲求に響かせることが出来、購入や来店に繋がる。

売上に対する効果だけではなく、自社のサービスの成り立ちを整理・把握することで、社内の意識も統一出来るし、開発に向けての整理にもなり、次のサービスに繋がる。

もう与えられるのを待ってる場合じゃない。
行動することが全て。
やらない後悔より、やってから反省する方が100倍マシ。
自分の道は自分でしか作れない。

共に生き抜こう

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