「神社とは何か」

全国各地に約10万も存在するという神社だが、大体、知ってることと予想できることが多くて、有名な神社とその建物、歴史と変遷であっても、そんなに興味が湧かない俺には面白くなかったな。なんで借りたのだろう(笑)。

日本の神を祀る建築物である神の社は、我々が生きている、この自然界の超絶な生命力を神として信仰し、迎えて祀る場ということだ。

人間は生きているからには死ぬのであって、死を発見すると同時に、生物として死んで無となるという事実を受け入れず、霊魂と死後の世界という観念を生み出したのであって、その表現の日本的なものへの畏怖と信仰を保ってる場所でもあるのだ。だからタブーや禁足地も多い。

とにかく山野河海や水源など、自然への畏怖と尊敬、信仰が、古代の列島の人々の精神に根強く存在していたということだね。

しかし、日本中、どこに行っても、大なり小なり神社が存在するってのは、表向きには種種雑多、玉石混交で無宗教に見えても、やはり日本人には、遺伝子レベルでも、根強く神道が浸透してるのだろうか。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。